ラーメン246亭
新感覚次世代コーヒーラーメン 珈琲旅(コーヒージャーニー)(2017年5月の豆:ブラジルエスプレッソレディー)
[訪問日]
2017年5月17日(水)
[評価]★★★★☆
昭和を感じさせるお店「ラーメン246亭」。
ずっと気になっていたお店でした。
何が気になっていたかって・・・
それは、いろいろありまして・・・
まずは、冒頭でも触れた「昭和を感じさせるお店」ってことはもちろん、
扱っているメニューの個性的なところだったりとか・・・
それに、屋号がいいですよね。
とにかく、一度は訪問してみたいと思っていたお店なんです。
市が尾にはよく来るのに、近くの青葉台には足を伸ばさずにいました。
それが、ようやく訪問です。
結論・・・
来て良かったです。
ということで、初訪問の「ラーメン246亭」です。
創業は、2012年の9月。
「ラーメン246亭」流にいえば、昭和八十八年。
まだ、比較的若いお店なんですね。
店主さんは、島村清弘さんという方。
長年勤めていた自動車メーカーを辞めて、趣味だった料理の腕を活かし、
奥様と二人で開業したのだそうです。
ですから、ラーメンは独学。
島村さんにとって、25年越しの夢だったようです。
場所は、東急田園都市線「青葉台」が最寄り駅。
歩くと15分くらいかかりますが、1本道なのでとてもわかりやすいです。
バスを利用することもできますが、のんびり歩いていくのもいいでしょうね。
で、お店の目印はというと・・・
おそらく、すぐにわかると思います。
冒頭でも書いたとおり、「昭和を感じさせるお店」なので、
外観も、まさに「昭和」なんです。
もう、そこだけタイムスリップしたかのような昭和レトロたっぷりの
雰囲気を醸し出しているので、すぐにわかると思います。
レトロ塗装した「ラーメン246亭」という看板。
そこには、「創業昭和八十八年」と書かれ、コカ・コーラのロゴを真似た
「Shimamura」と店主さんの名前が書かれたマークも書かれています。
看板だけでなく、店頭には、昭和を感じさせる暖簾だったり、
レトロな三輪車、ベンチなどが店頭に置かれ、まさに異空間。
最高に面白いです。
「ラー博」に行ったことがある人なら、あの昭和レトロな雰囲気を
一つのお店に凝縮した感じだと思ってもらえれば想像できるかと思います。
で、店内も、もちろん、昭和を感じさせる置物やら何やらでいっぱい。
店に入ってからの方が、昭和レトロを味わえるかもしれません。
席は、厨房を前に木製のカウンター席が6席。
その後方に4人掛けのテーブル席が1卓。
もう、とにかく徹底して昭和なので、店内を見渡してるだけでも楽しめます。
写真撮ってくれば良かった・・・
で、肝心のメニュー。
こちらのお店、メニューも特徴的なのですが・・・
基本的には、「濃厚鶏白湯の店」だったようです。
「・・・だった」というのも、「濃厚鶏白湯」を看板にしていたのは、
オープン当初だけのようで、その後は、このお店を特徴付ける
個性溢れるメニューに変遷していったからです。
基本的には、白湯系と淡麗系の2系統あります。
まず、白湯系。
これが、「殿」、「影武者」という2つ。
そして、淡麗系が、「武士」、「中華ソバ」、「忍」、「珈琲旅」。
これらが基本メニューになっています。
といわれても、これだけでは、正直わかりませんよね。
なので、簡単に解説しておきます。
「殿」:濃厚鶏白湯
「影武者」:魚介醤油鶏白湯
「武士」:中華そば風醤油ラーメン
「中華ソバ」:昔懐かしの背脂醤油ラーメン
「忍」:焦しネギ塩ラーメン
「珈琲旅」:コーヒースープのかけラーメン
と、こんな感じになります。
それと、おそらくレギュラーだと思うのですが、「ザル中華」という
つけ麺タイプのものもあります。
こちらは、「醤油」と「塩」から選べます。
こんな基本ラインナップなのですが、いわゆるトッピングバリエーションはなく、
トッピングに関しては、全てお好みで追加する形のようです。
そして、期間限定で、毎年、今の時期に販売されるようなのですが、
「アサリの潮ラーメン」というメニューもあります。
さらに、もう1つ。
「今週のスペシャル」という週替わりの「限定ラーメン」があります。
通称「今スペ」と呼ばれていて、常連さんの中では人気のメニューのようです。
また、サイドメニューとしては、「ブラッキー」という黒い豚の生姜焼き丼、
「チャーシュー丼」などのご飯ものもあります。
それぞれ、ミニサイズもあるので、ラーメンとセットにすると良いですよね。
お酒類も豊富に揃っています。
中々の充実したメニューラインナップです。
選ぶのに困っちゃいそうですね。
名前も難しいですし・・・。
さて、これだけ豊富なメニューの中、僕が選んだのは・・・
というより、実は、最初から、これがお目当てだったのですが・・・
「珈琲旅」というメニュー。
これ、「コーヒージャーニー」と読みます。
もう、そのまんま、「コーヒーラーメン」なんですが、これが前から気になっていて
食べてみたくて仕方なかったんですよね。
そんなこともあり、元々の看板が「濃厚鶏白湯」であることも、
「今スペ」という人気メニューがあることも忘れ、迷わず「珈琲旅」をチョイス。
これをいただいてきたわけです。
これ、後で詳しく解説しますが、毎月、コーヒーの豆が替わるんです。
なので、実は、一度食べただけでは、食べたうちに入らない?
毎月食べて、その違いも楽しまないことには・・・
ということなのでしょうか?
昨年なんかは、「コーヒージャーニー」のパスポートまで発行して
通年でのイベントを開催、毎月2種類の豆を使って提供していたようです。
面白いですよね。
けっこう、「今スペ」と同列なくらいに力が入っているメニューです。
なので、ぜひ、食べてみたいと・・・
そんなことで、「珈琲旅」をいただいてきました。
一体、どんな味なのか。
正直、想像つかないですよね。
でも、結論からいうと、美味しかったんです。
すごく不思議ですけど・・・
ということで、「ラーメン246亭」の名物「珈琲旅」、いただいてきましたので、
早速ですが、感想の方をレポしていきましょう。
それでは!
まずは、見た目から。

シックなコーヒーカップを思わせるような器に盛られ登場。
真っ黒なスープの中に、細いストレート麺がキレイに畳まれて盛られています。
ただ、正直、これだけでは、美味しそうとも何とも言えないです。
では、細かく見てみましょう・・・

とはいいつつも、詳しく解説のしようがないです。
だって、薬味すら入っていない「かけラーメン」なんですから。
ただただ、黒いコーヒーの中に麺が泳いでいるとしか言いようがありません。
これは、食べてみるしかなさそうですね。
では、とりあえず、いただいてみましょう!
まずは、スープから。
レンゲで一口すくってみると・・・
良いコーヒーの香りが鼻をかすめていきます。
普通にコーヒーとして飲んだら美味しいんでしょうね~。
では、一口。
あっ、美味しい・・・
まさしくコーヒーの味なんだけど、かすかに塩分も感じて・・・
ブラックコーヒーの苦味と酸味の中に、コクと旨味も重なり・・・
なんとも不思議な味です。
でも、独特な美味しさがあるんです。
島村店主の話によると、毎月、コーヒー豆を変えているわけだけど、
今月は、「ブラジルエスプレッソレディー」という豆を使用しているそうで。
で、スープは、このコーヒーのみ100%だという・・・。
動物系やら魚介系やら、何かを合わせてるのかと思いきや、コーヒーだけ。
あまりにも斬新過ぎる。
ただ、コーヒー100%にしては、あの塩味は一体なんなのか?
麺から出る塩味なのか・・・
そう思って聞いてみると・・・
なんと、スープはコーヒー100%でも、タレは使っているとか。
で、そのタレは、「白醤油」。
一番、コーヒーの味の邪魔をしないので「白醤油」がちょうど良いそうで。
なるほど、それで、かすかに塩味を感じたわけですね。
たしかに、ほかのラーメンでも、スープとタレは別物ですからね。
「出汁」だけで食べさせるラーメンも、ないことはないですが、少ないですから。
そう考えたら、コーヒー100%でも、タレが存在していて何の不思議もない。
で、このコーヒーの苦味とタレの塩味が絶妙なマッチングで、何とも不思議な美味さ。
味わったことのない世界感なんです。
これは、美味しいと言わざるを得ないですね。
美味しいです。
キワモノではありますが、美味しいです。
そして、麺。
スープはね、たしかに美味しいのはわかりますが、麺はどうなんでしょうね。
このコーヒースープと麺が絡むとどうなのか・・・
これも一口すすってみると・・・
これまた、なぜか合うんですね。
またまた不思議な味。
これまで味わったことのない味なので、説明がしずらいです。
ただ、言えることは、コーヒースープは、基本的に苦いです。
わずかな塩分はあるものの苦いです。
そして、麺は、やや加水低めの細麺で、どちらかというとザックリタイプ。
それぞれが合わさると、どうなるかというのは、表現が難しいんです。
ただ、なぜか合うんです。
食べれちゃうんです。
しかも美味いんです。
具材も何もない、コーヒー100%のスープに白醤油、そして、麺。
ただ、これだけなのに美味いんです。
不思議です。
よく、このラーメンを思いつきましたね。
それしか言えません。
その発想にまずは拍手ですね。
で、それを形にしてしまったことにも拍手です。
例えばなんですが、「日本茶」や「抹茶」というのは、いろんな料理に
使われることがあります。
それを考えると、「コーヒー」というのも考えられなくはないのかな。
そんな気もするんですけどね。
とりあえず、不思議な味の世界に惹きこまれて、あっという間に完食してしまいました。
そして、実は、これだけではなかったんですね。
このラーメンには、ミニのライスが付いてくるんです。

なんかご飯の上に茶色いものがのってますが・・・。
島村店主・・・
「このご飯に、たっぷりコーヒースープをかけて召し上がってください」とのこと。
え~?
って感じですよね。
ま、さっきの話じゃないですが、お茶漬けのコーヒーバージョンだと思って
いただいてみることに・・・
コーヒーをたっぷりとかけて・・・

あ、これまた美味い・・・。
ってか、ラーメンより、こっちの方が美味しいかも。
なんか香ばしい香りもするし・・・
この香ばしさ、おそらく、トップにのっていた茶色いものが原因かと。
またまた、島村店主に聞いてみると・・・
トップにのっているのは、「揚げネギ」。
あ~、あ~、なるほど!
言われてみれば揚げネギの味ですね。
でも、この「揚げネギ」と「ご飯」と「コーヒースープ」の相性、
これが抜群に良いのに驚きました。
これは、美味しい〆の一杯ですね。
お茶漬けのコーヒーバージョンをガツガツといただいて、結局、汁完。
一滴一粒残らずいただきました!
とても美味しかったです。
島村店主いわく、
「今回は、「ブラジルエスプレッソレディー」の豆を使ったのですが、
豆で味が変わるので、ぜひ、他の豆のときも食べてみてもらいたい。」
「ラーメンで食べると、コーヒーの味の違いが、より鮮明にわかるから。」
とのこと。
これは、試してみたくなりますよね。
ぜひ、時間があれば、別の豆のも食べてみたいですね。
こんなカードもいただいちゃったし・・・。

がんばって時間作ります!




[データ]
●店名:ラーメン246亭
●住所:神奈川県横浜市青葉区桜台26-3
●交通:東急田園都市線「青葉台」より徒歩15分
●営業:[火~土]11:30~20:00
●定休:月曜(祝日の場合、翌火曜が休み)

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[訪問日]
2017年5月17日(水)
[評価]★★★★☆

昭和を感じさせるお店「ラーメン246亭」。
ずっと気になっていたお店でした。
何が気になっていたかって・・・
それは、いろいろありまして・・・
まずは、冒頭でも触れた「昭和を感じさせるお店」ってことはもちろん、
扱っているメニューの個性的なところだったりとか・・・
それに、屋号がいいですよね。
とにかく、一度は訪問してみたいと思っていたお店なんです。
市が尾にはよく来るのに、近くの青葉台には足を伸ばさずにいました。
それが、ようやく訪問です。
結論・・・
来て良かったです。
ということで、初訪問の「ラーメン246亭」です。
創業は、2012年の9月。
「ラーメン246亭」流にいえば、昭和八十八年。
まだ、比較的若いお店なんですね。
店主さんは、島村清弘さんという方。
長年勤めていた自動車メーカーを辞めて、趣味だった料理の腕を活かし、
奥様と二人で開業したのだそうです。
ですから、ラーメンは独学。
島村さんにとって、25年越しの夢だったようです。
場所は、東急田園都市線「青葉台」が最寄り駅。
歩くと15分くらいかかりますが、1本道なのでとてもわかりやすいです。
バスを利用することもできますが、のんびり歩いていくのもいいでしょうね。
で、お店の目印はというと・・・
おそらく、すぐにわかると思います。
冒頭でも書いたとおり、「昭和を感じさせるお店」なので、
外観も、まさに「昭和」なんです。
もう、そこだけタイムスリップしたかのような昭和レトロたっぷりの
雰囲気を醸し出しているので、すぐにわかると思います。
レトロ塗装した「ラーメン246亭」という看板。
そこには、「創業昭和八十八年」と書かれ、コカ・コーラのロゴを真似た
「Shimamura」と店主さんの名前が書かれたマークも書かれています。
看板だけでなく、店頭には、昭和を感じさせる暖簾だったり、
レトロな三輪車、ベンチなどが店頭に置かれ、まさに異空間。
最高に面白いです。
「ラー博」に行ったことがある人なら、あの昭和レトロな雰囲気を
一つのお店に凝縮した感じだと思ってもらえれば想像できるかと思います。
で、店内も、もちろん、昭和を感じさせる置物やら何やらでいっぱい。
店に入ってからの方が、昭和レトロを味わえるかもしれません。
席は、厨房を前に木製のカウンター席が6席。
その後方に4人掛けのテーブル席が1卓。
もう、とにかく徹底して昭和なので、店内を見渡してるだけでも楽しめます。
写真撮ってくれば良かった・・・
で、肝心のメニュー。
こちらのお店、メニューも特徴的なのですが・・・
基本的には、「濃厚鶏白湯の店」だったようです。
「・・・だった」というのも、「濃厚鶏白湯」を看板にしていたのは、
オープン当初だけのようで、その後は、このお店を特徴付ける
個性溢れるメニューに変遷していったからです。
基本的には、白湯系と淡麗系の2系統あります。
まず、白湯系。
これが、「殿」、「影武者」という2つ。
そして、淡麗系が、「武士」、「中華ソバ」、「忍」、「珈琲旅」。
これらが基本メニューになっています。
といわれても、これだけでは、正直わかりませんよね。
なので、簡単に解説しておきます。
「殿」:濃厚鶏白湯
「影武者」:魚介醤油鶏白湯
「武士」:中華そば風醤油ラーメン
「中華ソバ」:昔懐かしの背脂醤油ラーメン
「忍」:焦しネギ塩ラーメン
「珈琲旅」:コーヒースープのかけラーメン
と、こんな感じになります。
それと、おそらくレギュラーだと思うのですが、「ザル中華」という
つけ麺タイプのものもあります。
こちらは、「醤油」と「塩」から選べます。
こんな基本ラインナップなのですが、いわゆるトッピングバリエーションはなく、
トッピングに関しては、全てお好みで追加する形のようです。
そして、期間限定で、毎年、今の時期に販売されるようなのですが、
「アサリの潮ラーメン」というメニューもあります。
さらに、もう1つ。
「今週のスペシャル」という週替わりの「限定ラーメン」があります。
通称「今スペ」と呼ばれていて、常連さんの中では人気のメニューのようです。
また、サイドメニューとしては、「ブラッキー」という黒い豚の生姜焼き丼、
「チャーシュー丼」などのご飯ものもあります。
それぞれ、ミニサイズもあるので、ラーメンとセットにすると良いですよね。
お酒類も豊富に揃っています。
中々の充実したメニューラインナップです。
選ぶのに困っちゃいそうですね。
名前も難しいですし・・・。
さて、これだけ豊富なメニューの中、僕が選んだのは・・・
というより、実は、最初から、これがお目当てだったのですが・・・
「珈琲旅」というメニュー。
これ、「コーヒージャーニー」と読みます。
もう、そのまんま、「コーヒーラーメン」なんですが、これが前から気になっていて
食べてみたくて仕方なかったんですよね。
そんなこともあり、元々の看板が「濃厚鶏白湯」であることも、
「今スペ」という人気メニューがあることも忘れ、迷わず「珈琲旅」をチョイス。
これをいただいてきたわけです。
これ、後で詳しく解説しますが、毎月、コーヒーの豆が替わるんです。
なので、実は、一度食べただけでは、食べたうちに入らない?
毎月食べて、その違いも楽しまないことには・・・
ということなのでしょうか?
昨年なんかは、「コーヒージャーニー」のパスポートまで発行して
通年でのイベントを開催、毎月2種類の豆を使って提供していたようです。
面白いですよね。
けっこう、「今スペ」と同列なくらいに力が入っているメニューです。
なので、ぜひ、食べてみたいと・・・
そんなことで、「珈琲旅」をいただいてきました。
一体、どんな味なのか。
正直、想像つかないですよね。
でも、結論からいうと、美味しかったんです。
すごく不思議ですけど・・・
ということで、「ラーメン246亭」の名物「珈琲旅」、いただいてきましたので、
早速ですが、感想の方をレポしていきましょう。
それでは!
まずは、見た目から。

シックなコーヒーカップを思わせるような器に盛られ登場。
真っ黒なスープの中に、細いストレート麺がキレイに畳まれて盛られています。
ただ、正直、これだけでは、美味しそうとも何とも言えないです。
では、細かく見てみましょう・・・

とはいいつつも、詳しく解説のしようがないです。
だって、薬味すら入っていない「かけラーメン」なんですから。
ただただ、黒いコーヒーの中に麺が泳いでいるとしか言いようがありません。
これは、食べてみるしかなさそうですね。
では、とりあえず、いただいてみましょう!
まずは、スープから。
レンゲで一口すくってみると・・・
良いコーヒーの香りが鼻をかすめていきます。
普通にコーヒーとして飲んだら美味しいんでしょうね~。
では、一口。
あっ、美味しい・・・
まさしくコーヒーの味なんだけど、かすかに塩分も感じて・・・
ブラックコーヒーの苦味と酸味の中に、コクと旨味も重なり・・・
なんとも不思議な味です。
でも、独特な美味しさがあるんです。
島村店主の話によると、毎月、コーヒー豆を変えているわけだけど、
今月は、「ブラジルエスプレッソレディー」という豆を使用しているそうで。
で、スープは、このコーヒーのみ100%だという・・・。
動物系やら魚介系やら、何かを合わせてるのかと思いきや、コーヒーだけ。
あまりにも斬新過ぎる。
ただ、コーヒー100%にしては、あの塩味は一体なんなのか?
麺から出る塩味なのか・・・
そう思って聞いてみると・・・
なんと、スープはコーヒー100%でも、タレは使っているとか。
で、そのタレは、「白醤油」。
一番、コーヒーの味の邪魔をしないので「白醤油」がちょうど良いそうで。
なるほど、それで、かすかに塩味を感じたわけですね。
たしかに、ほかのラーメンでも、スープとタレは別物ですからね。
「出汁」だけで食べさせるラーメンも、ないことはないですが、少ないですから。
そう考えたら、コーヒー100%でも、タレが存在していて何の不思議もない。
で、このコーヒーの苦味とタレの塩味が絶妙なマッチングで、何とも不思議な美味さ。
味わったことのない世界感なんです。
これは、美味しいと言わざるを得ないですね。
美味しいです。
キワモノではありますが、美味しいです。
そして、麺。
スープはね、たしかに美味しいのはわかりますが、麺はどうなんでしょうね。
このコーヒースープと麺が絡むとどうなのか・・・
これも一口すすってみると・・・
これまた、なぜか合うんですね。
またまた不思議な味。
これまで味わったことのない味なので、説明がしずらいです。
ただ、言えることは、コーヒースープは、基本的に苦いです。
わずかな塩分はあるものの苦いです。
そして、麺は、やや加水低めの細麺で、どちらかというとザックリタイプ。
それぞれが合わさると、どうなるかというのは、表現が難しいんです。
ただ、なぜか合うんです。
食べれちゃうんです。
しかも美味いんです。
具材も何もない、コーヒー100%のスープに白醤油、そして、麺。
ただ、これだけなのに美味いんです。
不思議です。
よく、このラーメンを思いつきましたね。
それしか言えません。
その発想にまずは拍手ですね。
で、それを形にしてしまったことにも拍手です。
例えばなんですが、「日本茶」や「抹茶」というのは、いろんな料理に
使われることがあります。
それを考えると、「コーヒー」というのも考えられなくはないのかな。
そんな気もするんですけどね。
とりあえず、不思議な味の世界に惹きこまれて、あっという間に完食してしまいました。
そして、実は、これだけではなかったんですね。
このラーメンには、ミニのライスが付いてくるんです。

なんかご飯の上に茶色いものがのってますが・・・。
島村店主・・・
「このご飯に、たっぷりコーヒースープをかけて召し上がってください」とのこと。
え~?
って感じですよね。
ま、さっきの話じゃないですが、お茶漬けのコーヒーバージョンだと思って
いただいてみることに・・・
コーヒーをたっぷりとかけて・・・

あ、これまた美味い・・・。
ってか、ラーメンより、こっちの方が美味しいかも。
なんか香ばしい香りもするし・・・
この香ばしさ、おそらく、トップにのっていた茶色いものが原因かと。
またまた、島村店主に聞いてみると・・・
トップにのっているのは、「揚げネギ」。
あ~、あ~、なるほど!
言われてみれば揚げネギの味ですね。
でも、この「揚げネギ」と「ご飯」と「コーヒースープ」の相性、
これが抜群に良いのに驚きました。
これは、美味しい〆の一杯ですね。
お茶漬けのコーヒーバージョンをガツガツといただいて、結局、汁完。
一滴一粒残らずいただきました!
とても美味しかったです。
島村店主いわく、
「今回は、「ブラジルエスプレッソレディー」の豆を使ったのですが、
豆で味が変わるので、ぜひ、他の豆のときも食べてみてもらいたい。」
「ラーメンで食べると、コーヒーの味の違いが、より鮮明にわかるから。」
とのこと。
これは、試してみたくなりますよね。
ぜひ、時間があれば、別の豆のも食べてみたいですね。
こんなカードもいただいちゃったし・・・。

がんばって時間作ります!




[データ]
●店名:ラーメン246亭
●住所:神奈川県横浜市青葉区桜台26-3
●交通:東急田園都市線「青葉台」より徒歩15分
●営業:[火~土]11:30~20:00
●定休:月曜(祝日の場合、翌火曜が休み)

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