純手打ち 麺と未来
醤油らーめん(月曜日限定)
[訪問日]
2019年1月28日(月)
[評価]★★★★☆
昨年の5月にオープンした「純手打ち 麺と未来」。
ちょっと変わった屋号、そして、かなり変わった自家製麺を出してくれるので
気になっていたのですが、中々訪問する機会を得られずにいたお店。
それが、昨年末にようやく初訪問できました。
で、今回、中1ヶ月での再訪です。
こちらのお店についての詳細は、前回の記事で触れてますので、良かったら
参照してみてください。
⇒ 「純手打ち 麺と未来 / 塩らーめん」の記事
ま、ざっくり言ってしまえば、かなり特徴的な自家製手打ち麺を食べさせてくれ、
「塩らーめん」を看板にしているお店です。
ですので、メニューは、基本的に「塩らーめん」のみ。
なのですが・・・
昨年の11月に、たまたま限定で「醤油らーめん」を提供したところ、
評判が良かったようでして。
そのため、12月から、本来であれば定休日である月曜日の昼営業のみを利用して
「醤油らーめん」を提供するようになったんです。
月曜日は、「醤油らーめん」のみの営業。
中々ハードルが高いですが、「塩らーめん」が美味しかったので、
「醤油らーめん」もぜひいただいてみたいと思い機会を伺っておりました。
そして、そのチャンスを得られたので、今回は、月曜限定の「醤油らーめん」を
いただくためにお邪魔してきたわけです。
どんな「醤油らーめん」なのか、楽しみですね。
ということで、今回は、「純手打ち 麺と未来」の月曜限定「醤油らーめん」を
いただいてきましたので、その感想の方をレポしていきたいと思います。
まずは、ビジュアルから。

「塩らーめん」と全く同じ和を感じさせる白い器で登場。
パッと見た感じ、スープを変えただけといった感じの丼顔です。
ま、薬味も少々違いますが。
印象としては、スープを「塩」から「醤油」になっただけという感じです。
別に悪い意味ではなくて、「塩」と同じくシンプルで美味しそうという意味で。
では、細かく。

まず、スープ。
キレイなの清湯醤油スープです!
やや濃い目の色をした醤油ブラウンが広がっています。
美しいです。
で、トッピングには、細めにカットされたメンマが6~7本。
豚バラのチャーシューが2枚。
ここまでは、「塩らーめん」と同じですね。
薬味が「塩らーめん」とは違います。
三つ葉、白髪ネギという装いの「塩らーめん」に対して、「醤油らーめん」は
ネギだけという、さらにシンプルな内容になっています。
そして、このトッピングの下の麺。
相変わらずの極太麺で。
何回見てもすごい・・・
手揉みもしているので、太いところと細めのところと入り混じっていた
ランダムな形状。
とにかく太いです。
ま、どちらにしろ、このシンプルな盛り付け、美しさ。
僕の好みのタイプですね。
「塩らーめん」同様に美味しそうです!
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口。
鶏の旨味と煮干しや鰹節などの風味が香るじんわりとくるスープ。
「塩らーめん」のスープをベースに、さらに煮干しや鰹節などの魚介を
加えているということで、魚介感が若干強まった感じのチューニングです。
醤油味は、やや濃い目の味で、芳醇な香りが鼻に抜けて良い感じです。
もともと市川店主、この「醤油らーめん」に関しては、
「流行からは外れた、野暮ったく、荒々しい醤油らーめんにする」
とのことで、たしかに、いわゆるネオクラシカルな、最近よくあるものとは
違うシフトになってますね。
中々個性的です。
確かに荒々しさは感じるものの、それでも芳醇な醤油の香りが立っているのは、
どうやら調理法にあるようで。
使っている醤油は、なんと1種類のみ。
滋賀県で二百年間、古式製法で醸造を続ける「丸中醤油」を使用。
ただ、この醤油を2種類の加熱法で火入れをしてブレンドしているようなんです。
ひとつは、恒温で加熱し、ひとつは高温で過熱。
高温で加熱した醤油は、焦がし醤油のような香りを放ち、荒々しくも芳醇な
良い醤油の香りを出してるんですね。
独特で美味しいです。
そして、麺。
麺は、相変わらずの弾力性とコシの強さで、モチモチしながらも歯応えの強い
独特の食感です。
なんども同じことを言っちゃいますが、ホント、うどんかすいとんのような感じ。
でも、美味しいんですよね。
意外とクセになる。
こんな感じの太さなんで、啜るというよりも口の中に押し込むような感じで。
これも繰り返しになっちゃいますけど・・・
太さをうどんみたいに極太にしちゃってるので、うどんと間違われないように
いろいろと工夫されてるんですね。
ラーメンには使われない小麦「もち姫」を使用したり。
うどんの食感になるのを避けるために作る行程を変えたり。
熟成させるのをやめたり、小麦から空気を抜かずに手こねしたり。
いろいろと考えられているんです。
美味しいです。
そして、トッピングも秀逸です。
特にチャーシュー。
柔らかく煮込まれた豚バラは、柔らかく、何となく、喜多方ラーメン、特に坂内などの
チャーシューを彷彿とさせる美味しいもの。
白醤油やみりんで煮込んでいるそうで。
メチャクチャ美味しいです!
メンマもコリコリした食感で。
ザクザクのネギも薬味以上の美味しさ。
麺が太いだけに、あまり量を感じさせず、あっという間の完飲完食。
「塩らーめん」に劣らずの美味しさでした。
というか、月曜限定にしておくのはもったいない。
ぜひ、「塩」と「醤油」の2本立てのメニュー構成にしてレギュラーに
してほしいくらいです。
個人的には、「味噌」も食べてみたいな・・・
限定でやらないかな・・・
とにかく美味しかった。
ご馳走様でした!

[データ]
●店名:純手打ち 麺と未来
●住所:東京都世田谷区北沢3-25-1 シャトルヒエイ 1F
●交通:小田急線・京王井の頭線「下北沢」より徒歩3分
●営業:[火~日]11:30~14:30・18:00~21:00/[月]11:30~14:30(醤油らーめん限定)
●定休:無休

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醤油らーめん(月曜日限定)
[訪問日]
2019年1月28日(月)
[評価]★★★★☆

昨年の5月にオープンした「純手打ち 麺と未来」。
ちょっと変わった屋号、そして、かなり変わった自家製麺を出してくれるので
気になっていたのですが、中々訪問する機会を得られずにいたお店。
それが、昨年末にようやく初訪問できました。
で、今回、中1ヶ月での再訪です。
こちらのお店についての詳細は、前回の記事で触れてますので、良かったら
参照してみてください。
⇒ 「純手打ち 麺と未来 / 塩らーめん」の記事
ま、ざっくり言ってしまえば、かなり特徴的な自家製手打ち麺を食べさせてくれ、
「塩らーめん」を看板にしているお店です。
ですので、メニューは、基本的に「塩らーめん」のみ。
なのですが・・・
昨年の11月に、たまたま限定で「醤油らーめん」を提供したところ、
評判が良かったようでして。
そのため、12月から、本来であれば定休日である月曜日の昼営業のみを利用して
「醤油らーめん」を提供するようになったんです。
月曜日は、「醤油らーめん」のみの営業。
中々ハードルが高いですが、「塩らーめん」が美味しかったので、
「醤油らーめん」もぜひいただいてみたいと思い機会を伺っておりました。
そして、そのチャンスを得られたので、今回は、月曜限定の「醤油らーめん」を
いただくためにお邪魔してきたわけです。
どんな「醤油らーめん」なのか、楽しみですね。
ということで、今回は、「純手打ち 麺と未来」の月曜限定「醤油らーめん」を
いただいてきましたので、その感想の方をレポしていきたいと思います。
まずは、ビジュアルから。

「塩らーめん」と全く同じ和を感じさせる白い器で登場。
パッと見た感じ、スープを変えただけといった感じの丼顔です。
ま、薬味も少々違いますが。
印象としては、スープを「塩」から「醤油」になっただけという感じです。
別に悪い意味ではなくて、「塩」と同じくシンプルで美味しそうという意味で。
では、細かく。

まず、スープ。
キレイなの清湯醤油スープです!
やや濃い目の色をした醤油ブラウンが広がっています。
美しいです。
で、トッピングには、細めにカットされたメンマが6~7本。
豚バラのチャーシューが2枚。
ここまでは、「塩らーめん」と同じですね。
薬味が「塩らーめん」とは違います。
三つ葉、白髪ネギという装いの「塩らーめん」に対して、「醤油らーめん」は
ネギだけという、さらにシンプルな内容になっています。
そして、このトッピングの下の麺。
相変わらずの極太麺で。
何回見てもすごい・・・
手揉みもしているので、太いところと細めのところと入り混じっていた
ランダムな形状。
とにかく太いです。
ま、どちらにしろ、このシンプルな盛り付け、美しさ。
僕の好みのタイプですね。
「塩らーめん」同様に美味しそうです!
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口。
鶏の旨味と煮干しや鰹節などの風味が香るじんわりとくるスープ。
「塩らーめん」のスープをベースに、さらに煮干しや鰹節などの魚介を
加えているということで、魚介感が若干強まった感じのチューニングです。
醤油味は、やや濃い目の味で、芳醇な香りが鼻に抜けて良い感じです。
もともと市川店主、この「醤油らーめん」に関しては、
「流行からは外れた、野暮ったく、荒々しい醤油らーめんにする」
とのことで、たしかに、いわゆるネオクラシカルな、最近よくあるものとは
違うシフトになってますね。
中々個性的です。
確かに荒々しさは感じるものの、それでも芳醇な醤油の香りが立っているのは、
どうやら調理法にあるようで。
使っている醤油は、なんと1種類のみ。
滋賀県で二百年間、古式製法で醸造を続ける「丸中醤油」を使用。
ただ、この醤油を2種類の加熱法で火入れをしてブレンドしているようなんです。
ひとつは、恒温で加熱し、ひとつは高温で過熱。
高温で加熱した醤油は、焦がし醤油のような香りを放ち、荒々しくも芳醇な
良い醤油の香りを出してるんですね。
独特で美味しいです。
そして、麺。
麺は、相変わらずの弾力性とコシの強さで、モチモチしながらも歯応えの強い
独特の食感です。
なんども同じことを言っちゃいますが、ホント、うどんかすいとんのような感じ。
でも、美味しいんですよね。
意外とクセになる。
こんな感じの太さなんで、啜るというよりも口の中に押し込むような感じで。
これも繰り返しになっちゃいますけど・・・
太さをうどんみたいに極太にしちゃってるので、うどんと間違われないように
いろいろと工夫されてるんですね。
ラーメンには使われない小麦「もち姫」を使用したり。
うどんの食感になるのを避けるために作る行程を変えたり。
熟成させるのをやめたり、小麦から空気を抜かずに手こねしたり。
いろいろと考えられているんです。
美味しいです。
そして、トッピングも秀逸です。
特にチャーシュー。
柔らかく煮込まれた豚バラは、柔らかく、何となく、喜多方ラーメン、特に坂内などの
チャーシューを彷彿とさせる美味しいもの。
白醤油やみりんで煮込んでいるそうで。
メチャクチャ美味しいです!
メンマもコリコリした食感で。
ザクザクのネギも薬味以上の美味しさ。
麺が太いだけに、あまり量を感じさせず、あっという間の完飲完食。
「塩らーめん」に劣らずの美味しさでした。
というか、月曜限定にしておくのはもったいない。
ぜひ、「塩」と「醤油」の2本立てのメニュー構成にしてレギュラーに
してほしいくらいです。
個人的には、「味噌」も食べてみたいな・・・
限定でやらないかな・・・
とにかく美味しかった。
ご馳走様でした!

[データ]
●店名:純手打ち 麺と未来
●住所:東京都世田谷区北沢3-25-1 シャトルヒエイ 1F
●交通:小田急線・京王井の頭線「下北沢」より徒歩3分
●営業:[火~日]11:30~14:30・18:00~21:00/[月]11:30~14:30(醤油らーめん限定)
●定休:無休

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