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二代目 げんこつ屋@成城学園前 / げんこつ正油
二代目 げんこつ屋
げんこつ正油

[訪問日]
2019年3月13日(水)

[評価]★★★☆☆

二代目 げんこつ屋 -- げんこつ正油


先月、「新横浜ラーメン博物館」を卒業した「二代目 げんこつ屋」。


その卒業を見据える形でオープンした「二代目 げんこつ屋」の2号店に
お邪魔してきました。





さて、この「二代目 げんこつ屋」。


若干ストーリーがあるので、解説する必要があります。

ちょっと長くなりますので・・・(笑)




この「二代目 げんこつ屋」の元となっているお店。


それは、ラーメンファンなら知らない人はいないほどの名店。

1980年に新高円寺に開業した伝説の名店「名代らーめん げんこつ屋」です。




創業店主は、関川清さん。

その後、90年代半ばには「ご当人ラーメン」というのがブームとなって、
多くの名店が生まれましたが、独学でオリジナルのラーメンを完成させた
関川さんは、その走りといっても過言ではないでしょう。


地鶏にマグロ節を合わせた和風スープのラーメン。

当時としてはなかったもので、他のラーメンと一線を画したものでした。



そんな革新的なラーメン店として誕生した「げんこつ屋」。



1989年には、渋谷道玄坂にあるプライム内の「ラーメン道場」にオープン、
それをきっかけに名前は広がっていき、1994年に新横浜にオープンした
「新横浜ラーメン博物館」の第一期のレギュラー店舗としても出店し、
「げんこつ屋」の名声は全国区になっていきました。


その後、出店の幅を広げ、新高円寺の本店、渋谷プライム店、ラー博店の他に、
阿佐ヶ谷北口店、中杉通り店、永福町店、西神田店、西武新宿店、西新宿店、
新宿店、田町店など18店舗にまでになりました。



僕が、この「げんこつ屋」を知り、通ったのは、この全国区になってからのこと。

渋谷店、新高円寺本店には、ホントよく通いました。



ですが、ちょっといろんなことに手を広げ過ぎたのか、また、世の景気に
左右されたのかはわかりませんが、2007年には倒産することに。


そして、関川さんも時を同じくして体調を崩し他界。


こうやって、伝説の名店「げんこつ屋」の歴史は幕を閉じました。




ですが、それから4年経った2011年。


僕たちに嬉しいニュースが飛び込みました。



それが、「二代目 げんこつ屋」のオープンです。

なんと、今は亡き創業者関川さんの長男の関川匤仁さんが、父親の遺志を受け継ぎ、
新横浜ラーメン博物館限定で「二代目 げんこつ屋」をオープンするというのです。


けっこう「げんこつ屋」には通った僕としては嬉しくて、当時を思い出しつつ、
喜び勇んで「ラー博」に足を運びました。



この二代目となる長男の関川匤仁さん。


いきなりパッと出で「二代目 げんこつや」をオープンしたわけではなく、
しっかりと修行を積んでこられた方なんです。


子供のころから、父親のラーメンを作る姿を目にしてきた匡仁さんは、
自然とラーメン作りの世界へと導かれ、高校生のころには、「げんこつ屋」の
厨房には立ってノウハウを身につけ始めていたようです。


そして、1994年に「げんこつ屋」が「ラー博」に出店することになったときに、
なんと「ラー博店店長」として起用され、2000年に「げんこつ屋」が「ラー博」を
卒業するまでの6年間、みっちり、その技術、知識などを習得していったわけです。


「ラー博」を卒業したあとは、おそらく、どちらかの「げんこつ屋」店舗で
さらに修行を積んでいたのだと思うのですが・・・


その後、「げんこつ屋」が倒産。

それを機に、匤仁さんは独立。


田町にあった「げんこつ屋」跡地に「一本の道」というお店を開きました。



残念ながら、こちらのお店には訪問せず仕舞いだったのですが・・・



メニューは、「げんこつ屋」を踏襲したものだったようです。


要は、屋号を変えた「げんこつ屋」の独立店なわけで。




そんな「一本の道」に「ラー博」から出店の声がかかりました。

それも「一本の道」としてではなく「二代目 げんこつ屋」という、父親の残した
「げんこつ屋」という屋号を掲げての出店です。


いってみれば、「一本の道」の移転開業ということにもなるわけです。




そんな形で、「二代目 げんこつ屋」はオープンしました。



ですから、「二代目 げんこつ屋」の関川匤仁店主。


しっかりとした下地を持ったラーメン店主なのです。





その「二代目 げんこつ屋」も、今年の2月に「ラー博」を卒業。

約8年の出店に終止符を打つことに。




ですが、これで「げんこつ屋」が終わったわけではありません。



この「ラー博卒業」に先立って、なんと「二代目 げんこつ屋」の路面店が
オープンしたのです。


そこに今回お邪魔してきたというわけで・・・




で、冒頭につながるわけですね(笑)。




ということで、話を本筋に戻します。





「二代目 げんこつ屋」・・・



オープンしたのは、昨年の12月。


冒頭でも触れましたが、先月「二代目 げんこつや」は「ラー博」を卒業しています。

でも、その3ヶ月前にオープンしています。


まさに、卒業を見据えてのオープンですよね。




正直、個人的に、すごく嬉しいニュースです。


すぐにでもお店に駆けつけたかったのですが、中々縁のない土地でして、
行こうと思いつつも時間が経ってしまいまして。


で、今回、ようやく訪問できたというわけでして・・・




その馴染みのない土地というのが、小田急線の「成城学園前」。


中々行く機会がない土地です。

学生のころは、小田急線をよく利用していたので通過してはいたんですけどね。

でも、そのときでさえ下車することはありませんでした。



しかも、駅から歩いて12分くらいはかかる。

感覚的には、もっとかかるような感じの距離。


東宝スタジオの近くで、もう少し歩けば世田谷通りにぶつかるほど。




ちょっと不便です。




お店は、看板こそないですが、白地に「1980年創業 江戸の味 GENKOTSUYA」と
黒字で書かれた暖簾がかかってまして。


入り口脇のガラス窓には、「げんこつ屋」ではお馴染みの「だるま」のような
顔のイラストが、カラフルな彩で描かれています。





店内は広々としています。



入ると正面に厨房。


底を囲うように逆L字型のカウンター席が9席。

入り口右の奥まったところには、2人掛けテーブル席が2卓あります。


濃い茶色をした木調の内装は、カウンターは、気分を落ち着かせますね。





そして、メニュー。


基本的に「ラー博」でのメニューを踏襲しているようです。



まず、基本となる「げんこつ正油」と「げんこつ塩」。

この2つに「半玉子入り」というバリエーションが加わります。

さらには、「ちゃあしゅう麺」、「わんたん麺」というバリエーションも
それぞれの味に加わります。


そして、この基本メニュー以外の名物メニューもあるんです。


それが、「豪快らーめん(塩)」と「香油らーめん」です。

「香油らーめん」は、「塩」と「醤油」があります。


ご飯ものは、「ご飯」のみ。


他、追加トッピング各種。

「追いまぐろ」という「げんこつ屋」ならではのトッピングもあります。


あとは、ドリンク類ですね。




ほぼ、「ラー博」のときと同じです。



僕が、新高円寺の「げんこつ屋」で一番よく食べたのが「香油らーめん」。

これがものすごく好きでして・・・


だから、むしろレギュラーの味の方の記憶の方が薄かったり・・・



そんなこともあるので、「香油らーめん」を食べたいところではあるのですが、
今回は、一番基本の「げんこつ正油」を選びました。





ということで、ついに、路面店をオープンした「二代目 げんこつ屋」、
まずは、「げんこつ正油」をいただいてきましたので、感想の方を!






では、ビジュアルから。

二代目 げんこつ屋 -- げんこつ正油

昔と変わらずの黒の模様の入った切立ち丼で登場。

この切立ち丼でラーメンを食べたのは、僕の中で「げんこつ屋」が
最初だったような気もするのですが・・・

ものすごくスタイリッシュに感じた記憶が・・・


丼顔もシンプルで、ある意味特徴的なもので・・・




では、細かく見てみましょう。

二代目 げんこつ屋 -- げんこつ正油_アップ

まず、スープ。


ややトロミがかってみえる茶濁色の白湯スープ。

2種類の刻みネギが、スープに散りばめられています。



麺は、表面上は見えないですが、昔からの「げんこつ屋」の特徴でもある
多加水の中細麺。

ツヤのある、見た目からもモチモチ感たっぷりの麺です。



トッピングは、シンプルです。


センターに肩ロースの煮豚を提供前にフライパンで焼き目をつけたものが1枚。

その脇にはメンマが数本。


そして、どんぶりサイドに海苔が一枚張り付けてあるだけのシンプルな盛り付け。



今の時代的に、盛り付けの美しいもの、凝ったものというのはたくさん出ているので、
それと比べると、ビジュアル的には多少見劣りする感がなきにしもあらずですが、
味を知っているだけに、こんな感じのシンプルなビジュアルでも美味しそうに
見えてしまいますよね。


「ラー博」では、デフォで、「半玉子」が入っていたのですが、こちらでは、
「半玉子入り」を選ばないと、ついてきません。

まっさらなデフォよりも、「半玉子入り」を頼んだほうが良いのかも。



ま、今回は、初訪なので良しとしましょう。






では、実際にいただいてみるとします。





まずは、スープを一口。


見た目では、ややトロミがかった印象を受けるのですが、実際にはそんなことはなく、
白湯スープながら、割りとサラリとした飲み口のスープです。


どちらかというと、ベースになっているのは「マグロ節」をメインとした和風スープ。

そこに、鶏をメインにげんこつも加えた白湯スープを合わせてある感じです。


味の印象としては、先行してくるのは「節」の風味。

それを動物系の白湯スープが下支えして、旨味、コクをが加わっているような感じです。



醤油は、キリッと立っていて味の輪郭もハッキリしていますね。



「この味」を食べたのは、かなり久しぶりですが、美味しいですね。


っていうか、懐かしさを感じます。



いわゆるノスタルジーなラーメンではないですし、むしろ、二代目ではなく、
初代のころなどは革新的な味だったわけですが、今となっては懐かしいです。




麺は、多加水の中細ストレート麺。



ツルツルの麺肌、モチモチの食感は健在ですね。

「ラー博」のときは、自家製麺、しかも、注文ごとに麺を切り分けるほどの
こだわりようだったのですが・・・


今は、製麺所の麺を使用しているようです。


ただ、似たタイプの麺を使っているので、感触的には大差はないです。



ツルモチで美味しいです。




そして、具材。


メインはチャーシュー。



見た目、そんなに大きくないように見えたのですが、それは、崩れて分解、
スープの中に紛れちゃっていたから・・・


つまり、そのくらい柔らかく煮込んであって。



提供前に、ホットプレートのようなフライパンに蓋をして蒸し焼きにしてたのですが、
そこまでの香ばしさのようなものは感じませんでした。


でも、ホロホロの柔らかさは良いですよね。



美味しいです。



メンマは、特筆するほどのものでもないのですが、ま、普通に美味しいです。


海苔も、ソコソコって感じですね。



トッピングの海苔って、軽視されがちですけど、けっこう存在が大きいですからね。

良い海苔使ってるところは、海苔も美味しいですし、それだけで印象変わります。


だから、本当は、ソコソコじゃなく美味しい海苔を使ってもらった方が良いのですが。





とか言いつつも、なんだかんだと完食してしまいましたが・・・


先ほども言いましたが、どちらかというと、懐かしさが先行してしまった感じで。



「げんこつ屋」の「あの味」を求めてくるお客さんには最高かもしれないですが、
新規のお客さんにはどう感じるか・・・


好みにもよりますが、今の人たちは舌肥えてますからね。


「げんこつ屋」の味を踏襲しつつも、オリジナリティーを追及していくと
もっと美味しくなって、新しいお客さんも増えるような気がしますけどね。




僕は、好きです。


「あの味」は忘れられないですからね。

なので、今度は、最も懐かしい「香油らーめん」をいただきたいですが。




とりあえず、美味しかったです。



ご馳走様でした!





それと、ちなみになんですが・・・



4月には、阿佐ヶ谷の北口、中杉通り沿いに支店をオープンするとのことです。


阿佐ヶ谷は、「初代げんこつ屋」もあった街ですからね。



ただ、関川店主は、成城学園のほうにいらっしゃるとのことですよ。




ま、とりあえず、阿佐ヶ谷の方もオープンしたらお邪魔しようと思ってます。

二代目 げんこつ屋

[データ]
●店名:二代目 げんこつ屋
●住所:東京都世田谷区成城1-5-16
●交通:小田急線「成城学園前」より徒歩12分
●営業:[火~日]11:30~22:00
●定休:月曜




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■醤油らーめん [ 東京/鶏+豚骨+魚介 ]
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