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とんこつラーメン よかろうもん@菊川 / ラーメン
とんこつラーメン よかろうもん
ラーメン

[訪問日]
2020年10月6日(火)

[評価]★★★★☆

とんこつラーメン よかろうもん -- ラーメン


都内屈指の本格博多豚骨ラーメン店「とんこつラーメン よかろうもん」。


こちらのお店、なんといっても1980年~90年代のとんこつラーメンブームを
牽引していた伝説の行列店「なんでんかんでん」の流れを汲むお店。



創業は1997年、すでに23年というキャリア。

かなりの老舗の部類に入ります。



店主さんは・・・名前がわかりません。


どこにも資料はないですし、本人に聞いても

「内緒」

とかいって、絶対に名前を教えてくれないんです。



だから、知っている人はほとんどいないのでは?



ただ、ラーメンに関してはかなり熱い情熱を持った方で気さくに
いろいろと話をしてくれる方です。




さて、そんな「よかろうもん」なんですが・・・


冒頭でも言いましたが、「なんでんかんでん」の流れを汲むお店。


しかも、直系と良く言われることがあります。



ですが、厳密にいうと、ちょっと違うんですよね。




なので、そこら辺をお話しするには、ちょっと遡って「なんでんかんでん」の
話もしなければいけないのですが・・・




まず、この「なんでんかんでん」。


創業は1987年、2012年に惜しまれながら閉店。


ただ、一昨年、高円寺に電撃復活したのも記憶に新しいところ。



店主さんは、川原ひろしさん。


この「なんでんかんでん」をヒットさせたことで一躍有名になった方ですが、
その人生は波乱万丈でしたよね。


もちろん、今も健在ですし、まだ50代の若い方です。




で、この「なんでんかんでん」から独立したお店が、3つあるといわれています。


「御天@下井草」、「金太郎@六町(閉店)」、そして、今回の「よかろうもん」、
この3つのお店です。



ただ、厳密には、「御天」も「金太郎」も「よかろうもん」も、ちょっとずつ
違うんですね。



それをお話します。




まず、「なんでんかんでん」というと、店主の川原ひろしさんがクローズアップ
されがちなんですが・・・


実は、もう一人、「なんでんかんでん」を一緒に立ち上げ共同経営者として、
そして、「なんでんかんでん」の味を作り上げた人がいるんです。


その人が「なんでんかんでん」初代店長である岩佐俊孝さん。



実は、この岩佐さんがいたからこそ、「なんでんかんでん」の大ブレークが
あったといっても過言ではないんです。



この岩佐さんは、「なんでんかんでん」で約10年近く店長を務めたあと、
1995年に独立開業しました。



それが、先ほど触れた「なんでんかんでん」から独立した3つのお店のうちの
「御天」というお店です。


この「御天」、現在も西武新宿線「下井草」、新青梅街道沿いにあります。


千駄ヶ谷にも支店を出してますね。



で、この「御天」からもいくつかのお店が独立していますね。

「博多白天@上町(休業中)」、「もえぎ野@藤が丘(閉店)」です。




その「なんでんかんでん」でも一番のキーマンであった岩佐さん。


この岩佐さんと一緒に「なんでんかんでん」で働き修行をしてきたのが、
名前のわからない「よかろうもん」の店主さんなんです。



「なんでんかんでん」の店主は川原ひろしさんといわれていますが、
川原さんは出資者でありエグゼクティブな面での店主さん。


ラーメン作りとしては、岩佐さんなんですね。




なので、「よかろうもん」の店主さんも、ラーメン作りの全ては
岩佐さんから学んだ。


自分の師匠は岩佐さんだと言っているんです。



これ、本人から直接聞いたことなので間違いないです。



そんなことで、確かに「なんでんかんでん」で修行はしていたものの、
岩佐さんが1995年に独立して「御天」を開業したのを機に、同時かは
わかりませんが、「よかろうもん」の店主さんも「御天」に身を置き、
岩佐さんにさらに師事し1997年に「よかろうもん」を開業するに至ると、
そういうわけなんです。



つまり、たしかに「なんでんかんでん」でも働いていたので、直系では
あるのですが、


「なんでんかんでん」 ⇒ 「よかろうもん」

ではなくて、

「なんでんかんでん」 ⇒ 「御天」 ⇒ 「よかろうもん」

というのが正解なんですね。




ちなみに、「金太郎」というお店も独立したと言いました。


この「金太郎」というお店は、現在も衰えることを知らない人気店
「田中商店」の田中剛店主が1995年に最初に開いたお店。

ただ、ここは、別にオーナーがいて、そのオーナーから独立する形で
「田中商店」を2000年にオープンしたわけですが・・・


この「金太郎」、「田中商店」の田中さんも「なんでんかんでん」出身
となってはいますが、実際のところは、田中さんが「金太郎」を
開業するに当たって、とんこつラーメンの作り方を学ぶために
手解きを受けたのが「なんでんかんでん」というお店だったというだけ。


で、その作り方を教えてくれたのが、やはり「御天」の岩佐さんなわけで。



全ては、岩佐さんなんですよね。



ただ、「金太郎」、「田中商店」の田中さんは、「なんでんかんでん」から
直接独立していったのに対して、「よかろうもん」の店主さんは、
「なんでんかんでん」から「御天」を経て独立したという違いがあるだけ。


「よかろうもん」の店主さんは、「御天」を経由してますが、田中さんと
二人とも「なんでんかんでん」で、岩佐さんに師事していたというのが、
紛れもない事実で、「なんでんかんでん」の流れを汲むといわれている
所以なんですね。




ちょっとややこしく、長くなりましたが、この「なんでんかんでん」系の
複雑な関係性、おわかりいただいたでしょうか?


おそらく、このブログ記事が一番正しく伝えてると思います。



もし、興味があるようでしたら参考にしてみてください。






さて、そんな複雑な出自から独立し現在も人気を博している「よかろうもん」。




お店について紹介していきましょう。





まずは、アクセス。


最寄は、都営新宿線の「菊川」から歩いて10分ほど。


JR総武本線の「錦糸町」からも同じくらいで行けます。



ちょうど、京葉道路と三ツ目通りの交差点近くで、三ツ目通り沿い。



とにかく行けばすぐわかる店構えです。



外壁は黄色で、赤の柱。


看板は緑色で、そこに黄色で「よかろうもん」の屋号が記され。



とにかく派手な原色を使った店構えなので、否が応でも目に入ってきます。




店内は横長で、入ると右前に厨房があり、その前にストレートの
カウンター席が9席あります。


で、このカウンターがまた黄色いんですよね。



そして、左奥にはテーブル席が1卓あって8席分あります。



ま、広くはないですが、ほどほどで良い感じです。





そして、メニュー。



メニューは、とんこつラーメンの店なので、基本は「とんこつラーメン」。


ただ、いろんなバリエーションがあります。


「ラーメン」、「もやしラーメン」、「煮玉子ラーメン」、「のりラーメン」、
「温泉たまごラーメン」、「キムチラーメン」、「キクラゲラーメン」、
「ザーサイラーメン」、「明太子ラーメン」、「チャーシューラーメン」、
「ネギラーメン」、「角煮ラーメン」。

そして、「スペシャルよかろうめん」というのもあります。


また、「辛か麺」、「カリーつけ麺」、「ファイヤーカリーつけ麺」、
「魚介濃厚つけ麺」といったものもあります。


当然、「替え玉」はありますよね。



で、麺の茹で方のリクエストももちろんあります。

「スーパー粉おとし」、「粉おとし」、「ハリガネ」、「バリカタ」、
「バリ」、「普通」、「やわらか」といった具合です。


この「粉おとし」というのは、「なんでんかんでん」が最初で命名した
茹でかげんですよね。



で、ご飯もの。

「明太子ライス」、「ネギかけ飯」、「炙りチャーシュー丼」、
「ライス」、「半ライス」があります。


その他、追加トッピングも各種揃っています。



さらに・・・


「なんでんかんでん」も「御天」もそうなんおですが、ある種、飲み屋
としても機能しているのが特徴で、酒類、おつまみ類も豊富なんですよね。


けっこうたくさんあるので、割愛しますが、夜は、飲んで、〆に
ラーメンというのが常連の定番コースですね。


夜中までやってるし。



ラーメン店でありながら、居酒屋っぽく飲める店でもあるのは、「御天」、
「なんでんかんでん」を踏襲していますよね。





と、まあ、こんな感じのラインナップです。




で、僕はというと・・・


ま、飲みにきたわけではないですし、例によって基本の「ラーメン」、
こちらをチョイスです。


この「ラーメン」を「スーパー粉おとし」で。


僕、とんこつラーメンは、基本、一番硬い茹でかたでいただくんです。





ということで、「よかろうもん」の「ラーメン」、いただいてきました。



早速ですが、感想の方をレポしていきましょう。






まずは、見た目から。

とんこつラーメン よかろうもん -- ラーメン

龍と双喜紋が描かれた、オーソドックスな中華どんぶりに盛られ登場。


パッと見た感じで、その濃厚さがわかるスープ。

まさに「とんこつ」って感じで美味しそう。


やっぱり「とんこつラーメン」はこうでないとね。





では、細かく。

とんこつラーメン よかろうもん -- ラーメン_アップ

まずは、スープ。


やや粘着質を感じる茶色く濁ったスープ。

かなり濃厚そうです。


このスープ、通常のとんこつはスープ濃度が7度くらいのところ、
13度もあるそうですから、相当ですよね。


見た目にも、それが出てくるのがわかります。




そして、「スーパー粉おとし」でオーダーした極細ストレート麺。


たった数秒湯がいただけの麺というのが見た感じからもわかる麺。

低加水、歯切れの良さが見たまんまわかる麺。


美味しそうですね。



で、具材は、超シンプルです。


まず、ドサッとかけられた大量の万能ネギ。

けっこうな量がかけられてますね。


その下から、ちょっとだけ顔を出しているのが豚肩ロースの煮豚。

ちょっと存在感ないですね。


でも、主役の麺とスープがあるからこそのこの存在。

良いのでは?


そして、白く文字の書かれた板海苔。

「よかろうもん」という屋号が書かれてますね。


この白く文字が書かれた板海苔、これ、「なんでんかんでん」の社長、
川原さんが特許持ってるんですよね。


これ使ってるのって、復活した「なんでんかんでん」、昔は「御天」も、
それと「田中商店」、「よかろうもん」くらいでしょうか?

やっぱり、「なんでんかんでん」の系統の店ばかりですね。



ま、トレードマークです。



と、いたってシンプルな盛り付け。


卓上に「紅生姜」、「高菜」などがあるので、自由にカスタマイズ
して食べるのが良いんですよね。


なので、シンプル、オッケーです!






さて、では、いただきましょう!




まずは、濃度13度の濃厚豚骨スープを一口。




ん~、まさに濃度13度。


かなり濃厚です。



なのですが、飲み口はサラリとしていて飲みやすい。

にもかかわらず、濃厚な豚の旨味が感じられるスープで。


スープを口にして、舌の上で転がしながら味わって飲む。


ザラザラとした感じと、サラリとしつつもネットリ感もある濃厚スープは、
そんじょそこらのとんこつスープとはレベルが違いますね。



というのも、この「よかろうもん」のスープ、4種類のとんこつスープを
ブレンドしてるんです。


それぞれ部位の異なる豚骨、例えば、拳骨、頭骨、胴ガラ、豚足など、
これらを別々の寸胴4つに居れ強火で3時間ほど炊き込んだ、骨の髄まで
溶け出したスープ。

この4つを最高のバランスでブレンドしたのが「よかろうもん」の
自慢の「とんこつスープ」なんです。



厚みがあって、深みもあって、豚の甘味もたっぷり出ていて、それでいて
飲みやすいクセになりそうなスープ。

しっかりとカエシの醤油も効いているし。



美味いですね~!



さすがの味です!




そして、このスープと最高の相性を見せる極細ストレート麺。


スルスルッと啜れば、濃厚なスープが一緒になってついてきて。

噛むとザクザクパッツンな低加水の歯切れの良い食感。


このザクザク感、最高ですよね。


やっぱり、「とんこつラーメン」の麺はこうでなきゃ。



しかも、この麺、自家製麺なのかはわからないですが、かなり凝ってます。


あくまでも「九州」に拘っていて、小麦は吸収でブレンドしたもの使用、
コシが出るように「二度引き」しているようです。

お店の薀蓄ポップに書かれてました。


で、2日間、冷蔵庫で寝かすことで、さらにコシが出るように工夫を
しているようなんですね。



なるほど、最高の食感をえられるわけです。




麺も美味い!



そして、ここまで多いと、薬味というよりはトッピングみたいなもの。

そんな大量の万能ネギも、わざわざ市場を通さずに、大分の農家から
直接仕入れているものを使っているそうで。


この辺の拘りもすごいですね。


脇役でありながらも、スープや麺を引き立てる役割を担っていて、
良い仕事をしています。




そして、チャーシュー。



ちょっと存在感が薄いかな?


まあ、普通にいただけるのですが、もっとチャーシューに力を入れたら、
ベストな味になるのではと思いますね。


名物の文字入り海苔は、スープが染みこんで、麺と一緒に。





いや~、美味しかった!


さすが、本格を謳ってるだけありますよね。


環七ラーメンブームのとき、ものすごい行列に並んで食べた味。

あの「なんでんかんでん」の味は、良くは憶えてないですが、こんな感じの
濃い~味だったような気がします。


ちなみに、復活した「なんでんかんでん」に比べたら、全然、こっちの方が
美味いと思います。


僕の好みでいったら、師匠のいる「御天」よりも美味しく感じたし。



ま、店主さんいわく、

「いろいろ工夫しているから」

とのことで。



いろいろと工夫をして、細かいブラッシュアップをしながら、昔と
変わらぬ味を保っているんでしょうね。


なんだかんだといって、「なんでんかんでん」の系統で残ってるのは、
「御天」、「田中商店」、「よかろうもん」くらいでしょうからね。


残っている理由がわかります。




本当は、飲みながら、〆にラーメンを食べたいんですけどね。


それにしては、家からちょっと遠いので、そういう機会は中々
持てそうにないですが・・・




店主さんも気さくに話してくれる良い人だし。


たまには顔を出したいお店ですね。


居心地が良いですから。




美味しかったです!



またお邪魔します!





ご馳走様でした!

とんこつラーメン よかろうもん

[データ]
●店名:とんこつラーメン よかろうもん
●住所:東京都墨田区緑3-17-8
●交通:都営新宿線「菊川」より徒歩10分・JR総武本線「錦糸町」より徒歩5分
●営業:[火~日]11:30~15:00・17:30~27:30
●定休:月曜




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