八平の食堂
アリランラーメン
[訪問日]
2021年5月24日(月)
[評価]★★★★☆
さて、今回は、前回からの続きです。
前回は、「千葉の三大ラーメン」のひとつである「アリランラーメン」の
「らーめん八平」を取り上げました。
⇒ 「らーめん八平 / アリランラーメン(中)」の記事
この記事で、「アリランラーメン」や、それを提供する「八平の食堂」、
「らーめん八平」について触れていますので参照していただければと
思うのですが・・・
ま、ザックリと言ってしまえば・・・
・「アリランラーメン」というのは「千葉三大ラーメン」のひとつである。
・「アリランラーメン」を提供しているのは、現在は、「八平の食堂」と
「らーめん八平」の2店舗だけである。
・「アリランラーメン」を考案したのは、上記の「八平の食堂」を創業した
店主・古市豊さんである。
・「アリランラーメン」は、韓国の伝説の峠「アリラン峠」を越えられるほど
スタミナがつくラーメンだとして命名されたものである。
・「アリランラーメン」を提供する上記2店舗は、その名前の由来と同じく
千葉の房総の峠にあり、公共交通機関を使って行くことはほぼ困難とされ、
「秘境系ラーメン」と呼ばれている。
ザッと、こんな感じのことを書いています。
で、今回、その「アリランラーメン」をいただきに行ってきたわけですが・・・
いただけるのは、上記の「八平の食堂」と「らーめん八平」のみ。
訪問するにあたって、せっかく遠方から行くのだから、どうせなら両方に
行きたい。
では、まずどちらから行くかということで、最初は、あえて本店ではない
支店の「らーめん八平」にお邪魔してきたわけで。
というのも、より「秘境系」を体感できるところにあるのが「らーめん八平」。
まず、それを体感したかったから。
理由はそれだけ。
この理由のためだけに、普通なら本店から攻めるところを、あえて、支店の
「らーめん八平」から攻めたわけです。
結果は・・・正解。
思いっきり「秘境」を体感しながら、本物の「アリランラーメン」を
いただくことができました。
そして、次に本店である「八平の食堂」の方にお邪魔したわけです。
ということで、今回は、「アリランラーメン」の発祥の店でもある
本店の「八平の食堂」です。
まず、この「八平の食堂」は、「らーめん八平」と同じく、千葉県の
長生郡というところにあるのですが、「らーめん八平」のある長南町を
ずっと北上した茂原方面にあります。
ただ、やはり、公共交通機関での訪問は困難。
車がベストですね。
では、アクセスから。
まず、「らーめん八平」から行った場合で解説します。
「らーめん八平」は「圏央道」の「市原鶴舞」で降りて、山道を辿って
いったわけですが・・・
今度は、一旦、その来た山道を戻って、「圏央道」の「市原鶴舞」から
高速に乗ります。
で、茂原、調子方面に向かって、2つ目のインターチェンジ「茂原長柄」で
降ります。
東京方面からの場合で考えた場合は、「らーめん八平」に向かう道程と
同じで、「市原鶴舞」で降りずに通過、「茂原長柄」で降りることになります。
ただ、気をつけなければいけないのが、「茂原長柄」はETC専用のICなので、
現金では降りられません。
そして、「茂原長柄」で降りると、降りたそのままの道を直進。
すると、「真名」という交差点にぶつかります。
この交差点を左折します。
この左折した道が「茂原街道」という道なんですが、この道を道なりに
走っていきます。
すると、まもなく左側に、「アリランラーメン」の幟が見えてきます。
そこが「八平の食堂」です。
駐車場は25台分くらいあるので余裕ですね。
で、もし、あえて公共交通機関を使うのなら、外房線の「茂原」で下車、
タクシーとか使えば行けなくはないと思います。
ただ、タクシーが止まってるかどうかは、実際に利用してないので
わかりませんが。
やはり、車が便利です。
長南町の「らーめん八平」と比べたら、街道沿いにあるし、道順も簡単、
峠感、秘境感もやや薄れたロードサイドのお店という感じですね。
ま、それでも山の中であるのは間違いない。
やはり、秘境ではありますね。
お店は、大きな建物で、「八平の食堂」という一枚板の大きな看板と、
「八平」という大きな暖簾もかかってますのでわかりやすいです。
何より、「アリランラーメン」の幟が目印ですね。
お店は、「らーめん八平」と同じく記帳制になっています。
「らーめん八平」ほど混んではいないですが、コロナ禍、人数を制限しての
入店にしているようですので、満席でなくても待つ場合もあります。
ただ、割りとすぐに入れます。
店内は、かなり広々です。
天井も高く、一旦お店に入ると、山の中という感じはなく、「らーめん八平」
のような秘境感は全く感じられないキレイな店内です。
入ると右側に厨房があります。
で、席は基本的にテーブル席のみ。
厨房の向かいのスペースに6人掛けテーブル席が2つ。
ただ、間引きで4人席にしているようでした。
で、そこから奥に行くと、4人掛けテーブル席が3卓。
ここも、対角線上に2人が座る形での間引き。
さらに奥には、座敷席があり、4人掛けのテーブルが2卓あります。
基本、間引き席で、しっかりとコロナ対策をしています。
そして、メニュー。
メニューは、もちろん、メインは「アリランラーメン」。
ですが、「らーめん八平」とは内容がやや違います。
まず、メインの「アリランラーメン」と「アリランチャーシュー」。
そして、「ラーメン」と「チャーシューメン」。
ここまではほぼ同じですね。
「ほぼ」というのも、こちらでは「中」と「大」に分かれてなかったので。
それと値段設定も若干違っています。
もし、大盛りにしたい場合には200円アップ。
で、これに加えて存在するのが、「みそラーメン」と「みそチャーシュー」。
ここが大きく違いますね。
さらには、「らーめん八平」にはなかった「ライス」、「半ライス」も
あります。
それと、「ギョウジャニンニク醤油漬」というサイドメニューも。
そして、飲み物は、「ビール」、「日本酒」、「コーラ」、そして、
「ファンタグレープ」といった内容。
ここも若干違いますね。
それと、お持ち帰り用の「アリランラーメン(2玉)」もあります。
さらに、千葉県中心に展開する「ヤックス」という薬局チェーンがあるのですが、
そこの60周年記念のコラボとして「ヤックス」でしか販売しないカップ麺も
置いていました。
もちろん、買いましたよ。

これ、「らーめん八平」でも販売してたようなんですが、すでに完売。
なので、本店にあってラッキーでした。
ザッと、こんな感じですね。
印象としては、メニュー内容を見ても、なんとなくファミリー層への
訴求感を感じられ、秘境感は「らーめん八平」の方がたっぷりですね。
で、僕はというと、当然チョイスしたのは「アリランラーメン」。
基本的に、同じなんでしょうけど、事前情報によると、微妙な違いもあるとか。
そうなれば、やはり食べ比べたいですからね。
なので、「アリランチャーシュー」は、ここでもお預けです。
ということで、「アリランラーメン」発祥のお店である「八平の食堂」、
こちらで本物の元祖「アリランラーメン」をいただいてきました。
早速ですが、感想の方をレポしていきましょう!
まずは、見た目から。

「らーめん八平」とは違う、もっとスッキリとシンプルな鳳凰が描かれた
中華どんぶりで登場です。
基本的には同じようなビジュアルですね。
ですが、印象としては、こちらの方が洗練されている感じ。
というか、盛り付けが丁寧で上品な印象を受けますね。
では、細かく見てみましょう。

まずは、スープ。
これも基本的には同じですね。
かなり濃い色をした醤油スープ。
同じ清湯ではあるのですが、トップの具材のせいでしょうか、若干の
トロミを感じさせるスープにも見えます。
これも豚がメインなんでしょうかね。
同じく、かなり濃密そうです。
で、麺も同じ。
中太のストレート麺。
ややウェーブがかかったストレート。
同じくモチモチ感が伝わってくる麺ですよね。
そして、「アリランラーメン」である所以のスタミナ具材。
しっかりと炒められた具材がたっぷりと盛られ、どんぶり表面を覆っています。
焦げ目が付くほどしっかりと炒められた玉ネギ、ニラ、スライスガーリック、
そして、豚肉。
これらがいっぱいのせられています。
基本的に「らーめん八平」と同じではあるのですが、こちらの方が
たっぷりと具材がのっているような印象。
で、先ほどから言っているように丁寧な盛り付けですよね。
トップには、白髪ネギものってるし。
おそらく作り方というか、作るロットの問題もあるのでしょう。
本店の方は、古市店主自らが、割りと小ロットで丁寧に作られています。
ですが、「らーめん八平」の方は、おそらくワンロット10杯以上をいっぺんに
作っているようで、悪く言うと「雑」な印象もあるんですね。
でも、その分ジャンク感があって良かったんですが。
そんな作り方の過程なども影響して、本店の方がキレイな印象を受けている
ような気がしますね。
ま、いずれにしろ美味しそうです。
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口。
「らーめん八平」と同じく濃密な醤油の味。
ニンニクの風味たっぷりで、一気に広がるジャンクな風味が最高!
こちらも、ややピリ辛ではあるものの、そこまで辛くなく、程良い辛さ。
豚の動物系の旨味と相まって美味しいですね~。
で、ジャンクではあるのですが、先入観のせいもあるのかな、やはり、
やや洗練された上品さも感じられる味わい。
良い意味での粗雑さに欠ける印象もありました。
仮に「らーめん八平」がラヲタ向けなら、こちらは、ファミリー向け
といった訴求感を感じられますね。
カップルで来てるお客さんも割りと多かったですし。
でも、美味しいです。
これが元祖の味なんですね。
考案者である古市店主が作った一杯ですから間違いないのでしょう。
麺もモチモチ食感で歯応えたっぷりで美味しい。
そして、メインともいえる具材も文句なしに美味しい。。
焦げ目がついてクタクタに柔らかくなった玉ネギとニラ。
スライスガーリックの風味も最高。
柔らかな豚肉も美味しい。
甘味があって、かつ、ニンニクパンチな美味しさは基本的に同じ。
美味しいです。
やはり、ご飯が合いますよね。
「ライス」もメニューにあったので頼めば良かった・・・
ま、でも、そんなことを思いつつも、食べ始めたら箸もレンゲも止まらず、
一気に食べきってしまいました。
もちろん、完飲完食です。
美味しかったです!
「元祖の味」をしっかりと堪能させていただきました。
さて、ということで、「アリランラーメン」を本店の「八平の食堂」と
支店の「らーめん八平」で食べてきました。
同じ「本物のアリランラーメン」でありながら、微妙な違いもあり、
それぞれ美味しくいただくことができました。
どちらが美味しいと甲乙をつけられるものではないと思うので、あくまでも
印象の問題、個人の好みの問題ではあると思うのですが、僕は、ほんの少しの
ポイントで「らーめん八平」が良かった気がします。
それは、環境、より秘境感があったり、作り方に粗雑さがあった分、ジャンク感も
増していたような気がして、「アリランラーメン」を食べてるって気になった。
それだけの違いのような気もするのですが・・・
もし、より秘境感を感じて食べたいのなら、間違いなく「らーめん八平」。
そこまで秘境感はなくても、キレイな環境で味わいたいなら「八平の食堂」。
そんな比較基準で選んでも良いのかもしれません。
ま、僕は、たまたま前者だったということで。
でも、どちらも美味しかったです。
中々来れるチャンスの少ない「秘境の地」。
がんばって来た甲斐がありましたね。
で、前回の記事で言いましたが、遠かったですが、意外に来やすいルートで、
身近に感じられたので来ようと思えばいくらでも来れるかなと・・・
なので、時間さえ許せば、もう一度2店ハシゴツアーを目論んで、もうひとつの
「アリランチャーシュー」を食べに来たいですね。
その日を楽しみにしていたいと思います。
食べに来て良かった。
ご馳走様でした!

[データ]
●店名:八平の食堂
●住所:千葉県長生郡長柄町山根1201
●交通:圏央道「茂原長柄」インターから車で約15分
●営業:[月・火・木~日]11:30~19:00
●定休:水曜

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アリランラーメン
[訪問日]
2021年5月24日(月)
[評価]★★★★☆

さて、今回は、前回からの続きです。
前回は、「千葉の三大ラーメン」のひとつである「アリランラーメン」の
「らーめん八平」を取り上げました。
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この記事で、「アリランラーメン」や、それを提供する「八平の食堂」、
「らーめん八平」について触れていますので参照していただければと
思うのですが・・・
ま、ザックリと言ってしまえば・・・
・「アリランラーメン」というのは「千葉三大ラーメン」のひとつである。
・「アリランラーメン」を提供しているのは、現在は、「八平の食堂」と
「らーめん八平」の2店舗だけである。
・「アリランラーメン」を考案したのは、上記の「八平の食堂」を創業した
店主・古市豊さんである。
・「アリランラーメン」は、韓国の伝説の峠「アリラン峠」を越えられるほど
スタミナがつくラーメンだとして命名されたものである。
・「アリランラーメン」を提供する上記2店舗は、その名前の由来と同じく
千葉の房総の峠にあり、公共交通機関を使って行くことはほぼ困難とされ、
「秘境系ラーメン」と呼ばれている。
ザッと、こんな感じのことを書いています。
で、今回、その「アリランラーメン」をいただきに行ってきたわけですが・・・
いただけるのは、上記の「八平の食堂」と「らーめん八平」のみ。
訪問するにあたって、せっかく遠方から行くのだから、どうせなら両方に
行きたい。
では、まずどちらから行くかということで、最初は、あえて本店ではない
支店の「らーめん八平」にお邪魔してきたわけで。
というのも、より「秘境系」を体感できるところにあるのが「らーめん八平」。
まず、それを体感したかったから。
理由はそれだけ。
この理由のためだけに、普通なら本店から攻めるところを、あえて、支店の
「らーめん八平」から攻めたわけです。
結果は・・・正解。
思いっきり「秘境」を体感しながら、本物の「アリランラーメン」を
いただくことができました。
そして、次に本店である「八平の食堂」の方にお邪魔したわけです。
ということで、今回は、「アリランラーメン」の発祥の店でもある
本店の「八平の食堂」です。
まず、この「八平の食堂」は、「らーめん八平」と同じく、千葉県の
長生郡というところにあるのですが、「らーめん八平」のある長南町を
ずっと北上した茂原方面にあります。
ただ、やはり、公共交通機関での訪問は困難。
車がベストですね。
では、アクセスから。
まず、「らーめん八平」から行った場合で解説します。
「らーめん八平」は「圏央道」の「市原鶴舞」で降りて、山道を辿って
いったわけですが・・・
今度は、一旦、その来た山道を戻って、「圏央道」の「市原鶴舞」から
高速に乗ります。
で、茂原、調子方面に向かって、2つ目のインターチェンジ「茂原長柄」で
降ります。
東京方面からの場合で考えた場合は、「らーめん八平」に向かう道程と
同じで、「市原鶴舞」で降りずに通過、「茂原長柄」で降りることになります。
ただ、気をつけなければいけないのが、「茂原長柄」はETC専用のICなので、
現金では降りられません。
そして、「茂原長柄」で降りると、降りたそのままの道を直進。
すると、「真名」という交差点にぶつかります。
この交差点を左折します。
この左折した道が「茂原街道」という道なんですが、この道を道なりに
走っていきます。
すると、まもなく左側に、「アリランラーメン」の幟が見えてきます。
そこが「八平の食堂」です。
駐車場は25台分くらいあるので余裕ですね。
で、もし、あえて公共交通機関を使うのなら、外房線の「茂原」で下車、
タクシーとか使えば行けなくはないと思います。
ただ、タクシーが止まってるかどうかは、実際に利用してないので
わかりませんが。
やはり、車が便利です。
長南町の「らーめん八平」と比べたら、街道沿いにあるし、道順も簡単、
峠感、秘境感もやや薄れたロードサイドのお店という感じですね。
ま、それでも山の中であるのは間違いない。
やはり、秘境ではありますね。
お店は、大きな建物で、「八平の食堂」という一枚板の大きな看板と、
「八平」という大きな暖簾もかかってますのでわかりやすいです。
何より、「アリランラーメン」の幟が目印ですね。
お店は、「らーめん八平」と同じく記帳制になっています。
「らーめん八平」ほど混んではいないですが、コロナ禍、人数を制限しての
入店にしているようですので、満席でなくても待つ場合もあります。
ただ、割りとすぐに入れます。
店内は、かなり広々です。
天井も高く、一旦お店に入ると、山の中という感じはなく、「らーめん八平」
のような秘境感は全く感じられないキレイな店内です。
入ると右側に厨房があります。
で、席は基本的にテーブル席のみ。
厨房の向かいのスペースに6人掛けテーブル席が2つ。
ただ、間引きで4人席にしているようでした。
で、そこから奥に行くと、4人掛けテーブル席が3卓。
ここも、対角線上に2人が座る形での間引き。
さらに奥には、座敷席があり、4人掛けのテーブルが2卓あります。
基本、間引き席で、しっかりとコロナ対策をしています。
そして、メニュー。
メニューは、もちろん、メインは「アリランラーメン」。
ですが、「らーめん八平」とは内容がやや違います。
まず、メインの「アリランラーメン」と「アリランチャーシュー」。
そして、「ラーメン」と「チャーシューメン」。
ここまではほぼ同じですね。
「ほぼ」というのも、こちらでは「中」と「大」に分かれてなかったので。
それと値段設定も若干違っています。
もし、大盛りにしたい場合には200円アップ。
で、これに加えて存在するのが、「みそラーメン」と「みそチャーシュー」。
ここが大きく違いますね。
さらには、「らーめん八平」にはなかった「ライス」、「半ライス」も
あります。
それと、「ギョウジャニンニク醤油漬」というサイドメニューも。
そして、飲み物は、「ビール」、「日本酒」、「コーラ」、そして、
「ファンタグレープ」といった内容。
ここも若干違いますね。
それと、お持ち帰り用の「アリランラーメン(2玉)」もあります。
さらに、千葉県中心に展開する「ヤックス」という薬局チェーンがあるのですが、
そこの60周年記念のコラボとして「ヤックス」でしか販売しないカップ麺も
置いていました。
もちろん、買いましたよ。

これ、「らーめん八平」でも販売してたようなんですが、すでに完売。
なので、本店にあってラッキーでした。
ザッと、こんな感じですね。
印象としては、メニュー内容を見ても、なんとなくファミリー層への
訴求感を感じられ、秘境感は「らーめん八平」の方がたっぷりですね。
で、僕はというと、当然チョイスしたのは「アリランラーメン」。
基本的に、同じなんでしょうけど、事前情報によると、微妙な違いもあるとか。
そうなれば、やはり食べ比べたいですからね。
なので、「アリランチャーシュー」は、ここでもお預けです。
ということで、「アリランラーメン」発祥のお店である「八平の食堂」、
こちらで本物の元祖「アリランラーメン」をいただいてきました。
早速ですが、感想の方をレポしていきましょう!
まずは、見た目から。

「らーめん八平」とは違う、もっとスッキリとシンプルな鳳凰が描かれた
中華どんぶりで登場です。
基本的には同じようなビジュアルですね。
ですが、印象としては、こちらの方が洗練されている感じ。
というか、盛り付けが丁寧で上品な印象を受けますね。
では、細かく見てみましょう。

まずは、スープ。
これも基本的には同じですね。
かなり濃い色をした醤油スープ。
同じ清湯ではあるのですが、トップの具材のせいでしょうか、若干の
トロミを感じさせるスープにも見えます。
これも豚がメインなんでしょうかね。
同じく、かなり濃密そうです。
で、麺も同じ。
中太のストレート麺。
ややウェーブがかかったストレート。
同じくモチモチ感が伝わってくる麺ですよね。
そして、「アリランラーメン」である所以のスタミナ具材。
しっかりと炒められた具材がたっぷりと盛られ、どんぶり表面を覆っています。
焦げ目が付くほどしっかりと炒められた玉ネギ、ニラ、スライスガーリック、
そして、豚肉。
これらがいっぱいのせられています。
基本的に「らーめん八平」と同じではあるのですが、こちらの方が
たっぷりと具材がのっているような印象。
で、先ほどから言っているように丁寧な盛り付けですよね。
トップには、白髪ネギものってるし。
おそらく作り方というか、作るロットの問題もあるのでしょう。
本店の方は、古市店主自らが、割りと小ロットで丁寧に作られています。
ですが、「らーめん八平」の方は、おそらくワンロット10杯以上をいっぺんに
作っているようで、悪く言うと「雑」な印象もあるんですね。
でも、その分ジャンク感があって良かったんですが。
そんな作り方の過程なども影響して、本店の方がキレイな印象を受けている
ような気がしますね。
ま、いずれにしろ美味しそうです。
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口。
「らーめん八平」と同じく濃密な醤油の味。
ニンニクの風味たっぷりで、一気に広がるジャンクな風味が最高!
こちらも、ややピリ辛ではあるものの、そこまで辛くなく、程良い辛さ。
豚の動物系の旨味と相まって美味しいですね~。
で、ジャンクではあるのですが、先入観のせいもあるのかな、やはり、
やや洗練された上品さも感じられる味わい。
良い意味での粗雑さに欠ける印象もありました。
仮に「らーめん八平」がラヲタ向けなら、こちらは、ファミリー向け
といった訴求感を感じられますね。
カップルで来てるお客さんも割りと多かったですし。
でも、美味しいです。
これが元祖の味なんですね。
考案者である古市店主が作った一杯ですから間違いないのでしょう。
麺もモチモチ食感で歯応えたっぷりで美味しい。
そして、メインともいえる具材も文句なしに美味しい。。
焦げ目がついてクタクタに柔らかくなった玉ネギとニラ。
スライスガーリックの風味も最高。
柔らかな豚肉も美味しい。
甘味があって、かつ、ニンニクパンチな美味しさは基本的に同じ。
美味しいです。
やはり、ご飯が合いますよね。
「ライス」もメニューにあったので頼めば良かった・・・
ま、でも、そんなことを思いつつも、食べ始めたら箸もレンゲも止まらず、
一気に食べきってしまいました。
もちろん、完飲完食です。
美味しかったです!
「元祖の味」をしっかりと堪能させていただきました。
さて、ということで、「アリランラーメン」を本店の「八平の食堂」と
支店の「らーめん八平」で食べてきました。
同じ「本物のアリランラーメン」でありながら、微妙な違いもあり、
それぞれ美味しくいただくことができました。
どちらが美味しいと甲乙をつけられるものではないと思うので、あくまでも
印象の問題、個人の好みの問題ではあると思うのですが、僕は、ほんの少しの
ポイントで「らーめん八平」が良かった気がします。
それは、環境、より秘境感があったり、作り方に粗雑さがあった分、ジャンク感も
増していたような気がして、「アリランラーメン」を食べてるって気になった。
それだけの違いのような気もするのですが・・・
もし、より秘境感を感じて食べたいのなら、間違いなく「らーめん八平」。
そこまで秘境感はなくても、キレイな環境で味わいたいなら「八平の食堂」。
そんな比較基準で選んでも良いのかもしれません。
ま、僕は、たまたま前者だったということで。
でも、どちらも美味しかったです。
中々来れるチャンスの少ない「秘境の地」。
がんばって来た甲斐がありましたね。
で、前回の記事で言いましたが、遠かったですが、意外に来やすいルートで、
身近に感じられたので来ようと思えばいくらでも来れるかなと・・・
なので、時間さえ許せば、もう一度2店ハシゴツアーを目論んで、もうひとつの
「アリランチャーシュー」を食べに来たいですね。
その日を楽しみにしていたいと思います。
食べに来て良かった。
ご馳走様でした!

[データ]
●店名:八平の食堂
●住所:千葉県長生郡長柄町山根1201
●交通:圏央道「茂原長柄」インターから車で約15分
●営業:[月・火・木~日]11:30~19:00
●定休:水曜

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