末廣ラーメン本舗 高田馬場分店
末廣中華そば(並)
[訪問日]
2013年9月13日(金)
[評価]★★★☆☆
高田馬場、早稲田通り沿いにあるラーメン店。
カウンター9席のみの小さなお店です。
このお店、本店は秋田にあり、2009年に高田馬場に出店。
本店が秋田というと「秋田のご当地ラーメン」?
と思われがちですが、ここで出されるラーメンは、
なんと京都ラーメンなんです。
「秋田発の京都ラーメン」ということなんですね。
では、なぜ、「秋田発の京都ラーメン」なのか?
京都ラーメンにもいくつか種類があります。
「天下一品」が作り出した鶏、野菜を煮込んだドロドロスープ。
「銀閣寺ますたに」が発祥の鶏がら、背脂醤油。
「横綱」を代表とした豚骨醤油。
と、これらが代表的ですが、これに加え、
京都ラーメンの源流とも言われ、歴史も最も古いラーメンがあります。
それが、1938年創業の「新福彩館」のラーメンです。
豚骨、鶏がら、野菜から出汁をとり、濃い口の醤油ダレを合わせたもの。
これが、京都ラーメンの源流と言われています。
で、話は戻りますが、この「末廣ラーメン本舗」が、
なぜ「秋田発の京都ラーメン」と言われるのか?
それは、先ほどの「新福彩館」から味の継承を許され、
その直伝の味を店主の故郷である「秋田」に持ち帰り、
そこで味を東北風にアレンジしたものだからです。
そのお店が「末廣ラーメン本舗」というわけです。
ですから、お店の暖簾には、
「贈 新福彩館本店より」という文字が入っています。
さて、では、そのラーメンとはどんなものなのか。
まず、見た目。
ご覧の通り、ものすごくシンプルです。
スープは、若干濁って見えますが、表面に油が浮いているせいで、
中は真っ黒な濃い口醤油の透明スープです。
そこに、麺と肉がのっているだけ。
肉も一応チャーシューのようなのですが、
どちらかというと豚のスライスしたものがのっている感じ。
超シンプル、薬味ものっていません。
では、お味の方はどうなのか。
まず、スープを一口。
濃厚です。
濃い口の醤油と豚骨の旨みが合わせっていて濃厚です。
基本的にスープは、豚骨、鶏がら、野菜を煮込んだもの。
なのですが、かなり豚骨の度合いが強いように思われました。
そして、表面に油層ができていて、かなり熱いです。
うっかりして食べると火傷するほど。
ちなみに、濃い口の醤油ダレが、「新福彩館」から
送られてくるものを使用しているようです。
さて、先ほど、薬味ものっていないと言いましたが、
実は、これはお店の配慮で、最初からネギを入れておくと、
スープを冷ましてしまうので、ネギは入れていないそうです。
その代わりに、写真のとおり、
薬味のネギは、別盛りで常備してあって、
好きなだけ入れることができます。

ネギを入れると、味がまろやかになってまた別の味に変わります。
「新福彩館」では、「九条ネギ」を使用しているようですが、
ここでは「白ネギ」を使っています。
個人的には「九条ネギ」の方が良かったですが・・・。
そして、麺。
麺は、中太のストレート麺。
これも、コシがあってモチッとして中々良いですね。
この麺は、「新福彩館」の創業当初から使われているものを継承して、
中太のストレート麺が使われているようです。
さらに、トッピング。
このトッピングが、けっこう特徴的。
チャーシューというよりも豚スライスと言った方がいいような、
薄く切られたチャーシュー。
これが、けっこうな量が盛られています。
薄いので、麺と一緒に絡めて食べることができます。
濃い口のスープに合い美味しいですね。
デフォルトは、トッピングがチャーシューのみですが、
後付け注文で、味玉、メンマなどもあります。
生玉子っていうのもありました。
メニューも、醤油だけでなく、塩味、醤油味に浅蜊ののったあさり醤油も。
バターもつけることができるようです。
デフォルトはシンプルなのですが、好みでいろいろと味に変化をつけ、
個人個人で楽しむことができそうなラーメンです。
今回は、まずは基本ということで、
デフォルトの「中華そば」しか注文しませんでしたが、
機会があれば、いろいろと試してみたいですね。
それより何より、京都本場の「新福彩館」に行ってみたいです。
きっと美味しいんだと思います。
こっちは、デフォルトで九条ネギが盛ってあって、
肉もややチャーシューっぽい。
何より、スープが濁っていなくて美味しそう。
やっぱり本場がいいですね。
いつも行列が絶えないようですからね。

[データ]
●店名:末廣ラーメン本舗 高田馬場分店
●住所:東京都新宿区高田馬場2-8-3東館 1F
●交通:JR山手線・東西線「高田馬場」より徒歩5分
●営業:[火~日]19:00~27:00
●定休:無休
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高田馬場、早稲田通り沿いにあるラーメン店。
カウンター9席のみの小さなお店です。
このお店、本店は秋田にあり、2009年に高田馬場に出店。
本店が秋田というと「秋田のご当地ラーメン」?
と思われがちですが、ここで出されるラーメンは、
なんと京都ラーメンなんです。
「秋田発の京都ラーメン」ということなんですね。
では、なぜ、「秋田発の京都ラーメン」なのか?
京都ラーメンにもいくつか種類があります。
「天下一品」が作り出した鶏、野菜を煮込んだドロドロスープ。
「銀閣寺ますたに」が発祥の鶏がら、背脂醤油。
「横綱」を代表とした豚骨醤油。
と、これらが代表的ですが、これに加え、
京都ラーメンの源流とも言われ、歴史も最も古いラーメンがあります。
それが、1938年創業の「新福彩館」のラーメンです。
豚骨、鶏がら、野菜から出汁をとり、濃い口の醤油ダレを合わせたもの。
これが、京都ラーメンの源流と言われています。
で、話は戻りますが、この「末廣ラーメン本舗」が、
なぜ「秋田発の京都ラーメン」と言われるのか?
それは、先ほどの「新福彩館」から味の継承を許され、
その直伝の味を店主の故郷である「秋田」に持ち帰り、
そこで味を東北風にアレンジしたものだからです。
そのお店が「末廣ラーメン本舗」というわけです。
ですから、お店の暖簾には、
「贈 新福彩館本店より」という文字が入っています。
さて、では、そのラーメンとはどんなものなのか。
まず、見た目。
ご覧の通り、ものすごくシンプルです。
スープは、若干濁って見えますが、表面に油が浮いているせいで、
中は真っ黒な濃い口醤油の透明スープです。
そこに、麺と肉がのっているだけ。
肉も一応チャーシューのようなのですが、
どちらかというと豚のスライスしたものがのっている感じ。
超シンプル、薬味ものっていません。
では、お味の方はどうなのか。
まず、スープを一口。
濃厚です。
濃い口の醤油と豚骨の旨みが合わせっていて濃厚です。
基本的にスープは、豚骨、鶏がら、野菜を煮込んだもの。
なのですが、かなり豚骨の度合いが強いように思われました。
そして、表面に油層ができていて、かなり熱いです。
うっかりして食べると火傷するほど。
ちなみに、濃い口の醤油ダレが、「新福彩館」から
送られてくるものを使用しているようです。
さて、先ほど、薬味ものっていないと言いましたが、
実は、これはお店の配慮で、最初からネギを入れておくと、
スープを冷ましてしまうので、ネギは入れていないそうです。
その代わりに、写真のとおり、
薬味のネギは、別盛りで常備してあって、
好きなだけ入れることができます。

ネギを入れると、味がまろやかになってまた別の味に変わります。
「新福彩館」では、「九条ネギ」を使用しているようですが、
ここでは「白ネギ」を使っています。
個人的には「九条ネギ」の方が良かったですが・・・。
そして、麺。
麺は、中太のストレート麺。
これも、コシがあってモチッとして中々良いですね。
この麺は、「新福彩館」の創業当初から使われているものを継承して、
中太のストレート麺が使われているようです。
さらに、トッピング。
このトッピングが、けっこう特徴的。
チャーシューというよりも豚スライスと言った方がいいような、
薄く切られたチャーシュー。
これが、けっこうな量が盛られています。
薄いので、麺と一緒に絡めて食べることができます。
濃い口のスープに合い美味しいですね。
デフォルトは、トッピングがチャーシューのみですが、
後付け注文で、味玉、メンマなどもあります。
生玉子っていうのもありました。
メニューも、醤油だけでなく、塩味、醤油味に浅蜊ののったあさり醤油も。
バターもつけることができるようです。
デフォルトはシンプルなのですが、好みでいろいろと味に変化をつけ、
個人個人で楽しむことができそうなラーメンです。
今回は、まずは基本ということで、
デフォルトの「中華そば」しか注文しませんでしたが、
機会があれば、いろいろと試してみたいですね。
それより何より、京都本場の「新福彩館」に行ってみたいです。
きっと美味しいんだと思います。
こっちは、デフォルトで九条ネギが盛ってあって、
肉もややチャーシューっぽい。
何より、スープが濁っていなくて美味しそう。
やっぱり本場がいいですね。
いつも行列が絶えないようですからね。

[データ]
●店名:末廣ラーメン本舗 高田馬場分店
●住所:東京都新宿区高田馬場2-8-3東館 1F
●交通:JR山手線・東西線「高田馬場」より徒歩5分
●営業:[火~日]19:00~27:00
●定休:無休
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