ラーメン 青 国界 神田小川町店
ラーメン
[訪問日]
2016年9月1日(木)
[評価]★★★☆☆
昨年にオープンした新店「ラーメン 青 国界 神田小川町店」。
昨年とはいっても、3月なので、すでに1年半が経とうとしてるわけですが・・・。
このお店の場所は、良く通るのですが、なんかいつの間にかできてたんですよね。
「あれ? こんなところにあったっけ?」
とか思って、そのうち訪問してみようとは思っていたのですが・・・。
それにしても、このお店、なんだか意味不明な感じの屋号のお店ですよね。
「青」が名前なのか、「国界」が名前なのか・・・
しかも「神田小川町店」ってことは、どこかの支店なのか・・・。
一見すると、意味不明な感じのお店です。
ですが、このお店、列記とした個人店なんです。
しかも女性が店主の・・・。
では、どんなお店なのか。
まず、屋号なのですが、正解は「ラーメン 青」。
ですが、屋号には、「国界 神田小川町店」というのがついています。
これが、なんなのかというと・・・
実は、長野県に「ドライブイン国界」というのがありまして、こちらでは、
美味しいラーメンを提供するらしいんですね。
で、今回の「青」の女性店主である横内さんという方が、ここで修行をし独立、
暖簾分けのような形で「国界」という名前の使用を許可されたとのこと。
ですから、支店ではないのですが、一応「神田小川町店」という呼び方をし、
名前は「ラーメン 青」なんですが、サブネームとして暖簾分け店を表す意味で、
「ラーメン 青 国界 神田小川町店」というややこしい屋号にしているようです。
で、この女性店主の横内さん。
生まれ育った実家が「製麺所」という、物心付いたころから「麺」に
囲まれて育ったという生い立ちの持ち主なんです。
なので、「ラーメン」の道に進んだのも、ごく自然な流れだったうようです。
しかも、ラーメンだけでなく、国際的なモダンな空間とラーメンとの融合を考え、
アメリカの大学にまで留学しマーケティングを学び、その後に「国界」で修行、
独立したようです。
個人店ではあるのですが、実家の製麺所の資本が入っているようで、
個人店でありながら、運営は、実家の製麺所で、個人店にしては、かなり贅沢な
お店になっています。
ちょっと変わった経歴の方ですよね。
さて、そんなお店なんですが、場所は、屋号からもわかるとおり、
神田小川町にあります。
ちょうど楽器街、明大通りの坂を下りきったあったりにあります。
最寄り駅としては、1番便利なのは都営新宿線の「神保町」。
他にも「小川町」からも来れますし、JRの「御茶ノ水」からもアクセスできます。
お店は、テナントの地下に入っていて、階段を下りると入り口の外に券売機があって、
食券を購入してから店に入るようになってます。
店内は、かなり広々とした空間。
そして、さすが「国際的なモダンな空間とラーメンとの融合」を構想しただけあって、
すごくモダンな造りになっています。
しっかりとしたデザイナーによる空間デザインが施されているようで、
けっこうお洒落な空間です。
席は、厨房を前に、L字型のカウンター席が9席。
その後ろの方には、まるでクラブの席かのような落ち着いたテーブル席が、
16席分用意されています。
そのテーブル席の壁面は、森の中のような神秘的な蒼いライティングで、とっても幻想的。
ラーメン屋というよりも、バーのような感じですよね。
そして、メニュー。
まず、「ラーメン」なのですが、基本は、醤油味のラーメンのみ。
そのトッピングバリエーションとして、「チャーシューメン」、
「ネギラーメン」、「ネギチャーシューメン」、「辛ネギラーメン」、
「辛ネギチャーシューメン」があります。
これ以外に、ちょうど夏季限定として「冷しラーメン」も置いてました。
他に、ライスセットや「ミニチャーシュー丼」などもあったのですが、
追加トッピングなどは特になかったようです。
親切なのは、麺量が、1/2玉、1.5玉、2玉と分かれていて、大盛りに関しては、
料金こそかかりますが、逆に、1/2玉は安くなっていて、女性などにも優しい
メニュー内容になっていましたね。
そして、実は、このラーメンのメニューよりも充実していたのが、
「おつまみ」と「酒類」なんです。
どうやら、特に看板を付け替えるわけではないですが、夜営業は、
「ラーメン Bar 青」として、お酒も楽しめるお洒落なバーにもなっているようです。
と、まあ、こんな感じのメニューのお店です。
で、この中から僕が選んだのは、もちろん「ラーメン」。
これをデフォでチョイスしました。
ラーメン自体は、あまり選択肢がなかったのですが、「チャーシューメン」とかも
面白いかなとも思ったのですが、結局デフォでいただくことに。
さて、ということで、初訪問になる「ラーメン 青」、いただいてまいりました。
いろいろとラーメンだけだけでなく、空間とかも考えられているようですが、
やはり、肝心なのは「味」です。
生粋の麺育ちの女性店主の作るラーメン。
一体、どんなお味なのか。
楽しみですね。
では、、早速ですが、感想の方をレポしていきたいと思います。
まずは、見た目から。

屋号を意識してなのか、青いどんぶりに盛られての登場です。
スープは、透き通った清湯醤油。
パッと見、好みのタイプで美味しそうです。
では、細かく。

スープは、今言ったとおり、表面にキラキラと油が輝く透き通った清湯醤油。
麺は、見るからにコシの強そうなストレートの細麺。
トッピングには、やや細めのしっかりと味のしみこんでいそうなメンマ。
これが、たっぷりと盛られています。
チャーシューには、こんがりと焼かれたバラ肉。
そして、うれしいことに、デフォで1/2の味玉がのっています。
あとは、ナルトに薬味の刻みネギ。
けっこう普通な感じですが、美味しそうですね。
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口!
透き通った見た目と同じく、とても澄んだ感じでアッサリとした味。
やや甘めな印象は受けますが、ほぼ鶏ガラ100%と思われる味は、
しっかりとコクもあって美味しいですね。
割りとスタンダードな味ながらも、じんわりとくる感じで良いです。
麺は、店主の横内さんの実家の製麺所で作られたオリジナルの麺。
細麺のストレートで、しっかりとしたコシとチュルチュルとした口当たりは、
スープをしっかりと運んでくれて中々美味しいですね。
具材の方はというと・・・。
メンマは、甘めながらもしっかりと味がしみこんでいて、コリコリとした食感で、
歯ごたえもあって美味しいですね。
バラーのチャーシューは、トロトロまではいかないけど、やわらかく食べやすい、
で、表面の香ばしさも加わり、美味しく仕上がっています。
海苔やナルトは、言うまでもないですね。
トータルで見て、すごくスタンダードではあるのですが、それゆえの美味しさがあって
ものすごく好感の持てるラーメンです。
店主さんの「ラーメンとモダンな空間との融合」というコンセプトがなければ、
もし、普通のラーメン店で食べれば、「昔懐かしの東京ラーメン」って感じでしょう。
それが、食べる空間、器、もろもろの要素で印象が変わってしまうというのも
面白い話ですね。
つまり、店主さんの構想は当たってた?
ってことになるのかな?
実際に、こういった昔ながらのお店は、神保町界隈には有名店がけこうあります。
「半チャンラーメン御三家」とか・・・。
でも、それらと一線画す印象を与えているのは、やはり店造り。
ある意味、成功なんでしょうね。
あとは、神保町、神田という激戦区で、どうやって味を守り生き残っていくか。
単なる変り種にならないようにがんばってほしいですね。
機会があったら、他のバリエーションも試してみたいと思います。




[データ]
●店名:ラーメン 青 国界 神田小川町店
●住所:東京都千代田区神田小川町3-8 メアリヒト御茶ノ水ビル B1F
●交通:都営新宿線「神保町」から徒歩4分
●営業:[月~土]11:30~15:00・18:00=21:00
●定休:日曜・不定休

人気ブログランキング
応援よろしくお願いします!!
【ZUCKYの麺ログ/トップページ】はこちら
↓ ↓ ↓
【ZUCKYの麺ログ/トップページ】
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・評価別インデックス】はこちら
↓ ↓ ↓
【★★★★★】
【★★★★☆】
【★★★☆☆】
【★★☆☆☆】
【★☆☆☆☆】
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・地域別インデックスはこちら】
↓ ↓ ↓
千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区
品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区
北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区
東京多摩地区/東京首都圏/地方各地
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・50音別インデックス】はこちら
↓ ↓ ↓
【あ】【か】【さ】【た】【な】【は】【ま】【や】【ら】【わ】
ラーメン
[訪問日]
2016年9月1日(木)
[評価]★★★☆☆

昨年にオープンした新店「ラーメン 青 国界 神田小川町店」。
昨年とはいっても、3月なので、すでに1年半が経とうとしてるわけですが・・・。
このお店の場所は、良く通るのですが、なんかいつの間にかできてたんですよね。
「あれ? こんなところにあったっけ?」
とか思って、そのうち訪問してみようとは思っていたのですが・・・。
それにしても、このお店、なんだか意味不明な感じの屋号のお店ですよね。
「青」が名前なのか、「国界」が名前なのか・・・
しかも「神田小川町店」ってことは、どこかの支店なのか・・・。
一見すると、意味不明な感じのお店です。
ですが、このお店、列記とした個人店なんです。
しかも女性が店主の・・・。
では、どんなお店なのか。
まず、屋号なのですが、正解は「ラーメン 青」。
ですが、屋号には、「国界 神田小川町店」というのがついています。
これが、なんなのかというと・・・
実は、長野県に「ドライブイン国界」というのがありまして、こちらでは、
美味しいラーメンを提供するらしいんですね。
で、今回の「青」の女性店主である横内さんという方が、ここで修行をし独立、
暖簾分けのような形で「国界」という名前の使用を許可されたとのこと。
ですから、支店ではないのですが、一応「神田小川町店」という呼び方をし、
名前は「ラーメン 青」なんですが、サブネームとして暖簾分け店を表す意味で、
「ラーメン 青 国界 神田小川町店」というややこしい屋号にしているようです。
で、この女性店主の横内さん。
生まれ育った実家が「製麺所」という、物心付いたころから「麺」に
囲まれて育ったという生い立ちの持ち主なんです。
なので、「ラーメン」の道に進んだのも、ごく自然な流れだったうようです。
しかも、ラーメンだけでなく、国際的なモダンな空間とラーメンとの融合を考え、
アメリカの大学にまで留学しマーケティングを学び、その後に「国界」で修行、
独立したようです。
個人店ではあるのですが、実家の製麺所の資本が入っているようで、
個人店でありながら、運営は、実家の製麺所で、個人店にしては、かなり贅沢な
お店になっています。
ちょっと変わった経歴の方ですよね。
さて、そんなお店なんですが、場所は、屋号からもわかるとおり、
神田小川町にあります。
ちょうど楽器街、明大通りの坂を下りきったあったりにあります。
最寄り駅としては、1番便利なのは都営新宿線の「神保町」。
他にも「小川町」からも来れますし、JRの「御茶ノ水」からもアクセスできます。
お店は、テナントの地下に入っていて、階段を下りると入り口の外に券売機があって、
食券を購入してから店に入るようになってます。
店内は、かなり広々とした空間。
そして、さすが「国際的なモダンな空間とラーメンとの融合」を構想しただけあって、
すごくモダンな造りになっています。
しっかりとしたデザイナーによる空間デザインが施されているようで、
けっこうお洒落な空間です。
席は、厨房を前に、L字型のカウンター席が9席。
その後ろの方には、まるでクラブの席かのような落ち着いたテーブル席が、
16席分用意されています。
そのテーブル席の壁面は、森の中のような神秘的な蒼いライティングで、とっても幻想的。
ラーメン屋というよりも、バーのような感じですよね。
そして、メニュー。
まず、「ラーメン」なのですが、基本は、醤油味のラーメンのみ。
そのトッピングバリエーションとして、「チャーシューメン」、
「ネギラーメン」、「ネギチャーシューメン」、「辛ネギラーメン」、
「辛ネギチャーシューメン」があります。
これ以外に、ちょうど夏季限定として「冷しラーメン」も置いてました。
他に、ライスセットや「ミニチャーシュー丼」などもあったのですが、
追加トッピングなどは特になかったようです。
親切なのは、麺量が、1/2玉、1.5玉、2玉と分かれていて、大盛りに関しては、
料金こそかかりますが、逆に、1/2玉は安くなっていて、女性などにも優しい
メニュー内容になっていましたね。
そして、実は、このラーメンのメニューよりも充実していたのが、
「おつまみ」と「酒類」なんです。
どうやら、特に看板を付け替えるわけではないですが、夜営業は、
「ラーメン Bar 青」として、お酒も楽しめるお洒落なバーにもなっているようです。
と、まあ、こんな感じのメニューのお店です。
で、この中から僕が選んだのは、もちろん「ラーメン」。
これをデフォでチョイスしました。
ラーメン自体は、あまり選択肢がなかったのですが、「チャーシューメン」とかも
面白いかなとも思ったのですが、結局デフォでいただくことに。
さて、ということで、初訪問になる「ラーメン 青」、いただいてまいりました。
いろいろとラーメンだけだけでなく、空間とかも考えられているようですが、
やはり、肝心なのは「味」です。
生粋の麺育ちの女性店主の作るラーメン。
一体、どんなお味なのか。
楽しみですね。
では、、早速ですが、感想の方をレポしていきたいと思います。
まずは、見た目から。

屋号を意識してなのか、青いどんぶりに盛られての登場です。
スープは、透き通った清湯醤油。
パッと見、好みのタイプで美味しそうです。
では、細かく。

スープは、今言ったとおり、表面にキラキラと油が輝く透き通った清湯醤油。
麺は、見るからにコシの強そうなストレートの細麺。
トッピングには、やや細めのしっかりと味のしみこんでいそうなメンマ。
これが、たっぷりと盛られています。
チャーシューには、こんがりと焼かれたバラ肉。
そして、うれしいことに、デフォで1/2の味玉がのっています。
あとは、ナルトに薬味の刻みネギ。
けっこう普通な感じですが、美味しそうですね。
では、いただいてみましょう!
まずは、スープから一口!
透き通った見た目と同じく、とても澄んだ感じでアッサリとした味。
やや甘めな印象は受けますが、ほぼ鶏ガラ100%と思われる味は、
しっかりとコクもあって美味しいですね。
割りとスタンダードな味ながらも、じんわりとくる感じで良いです。
麺は、店主の横内さんの実家の製麺所で作られたオリジナルの麺。
細麺のストレートで、しっかりとしたコシとチュルチュルとした口当たりは、
スープをしっかりと運んでくれて中々美味しいですね。
具材の方はというと・・・。
メンマは、甘めながらもしっかりと味がしみこんでいて、コリコリとした食感で、
歯ごたえもあって美味しいですね。
バラーのチャーシューは、トロトロまではいかないけど、やわらかく食べやすい、
で、表面の香ばしさも加わり、美味しく仕上がっています。
海苔やナルトは、言うまでもないですね。
トータルで見て、すごくスタンダードではあるのですが、それゆえの美味しさがあって
ものすごく好感の持てるラーメンです。
店主さんの「ラーメンとモダンな空間との融合」というコンセプトがなければ、
もし、普通のラーメン店で食べれば、「昔懐かしの東京ラーメン」って感じでしょう。
それが、食べる空間、器、もろもろの要素で印象が変わってしまうというのも
面白い話ですね。
つまり、店主さんの構想は当たってた?
ってことになるのかな?
実際に、こういった昔ながらのお店は、神保町界隈には有名店がけこうあります。
「半チャンラーメン御三家」とか・・・。
でも、それらと一線画す印象を与えているのは、やはり店造り。
ある意味、成功なんでしょうね。
あとは、神保町、神田という激戦区で、どうやって味を守り生き残っていくか。
単なる変り種にならないようにがんばってほしいですね。
機会があったら、他のバリエーションも試してみたいと思います。




[データ]
●店名:ラーメン 青 国界 神田小川町店
●住所:東京都千代田区神田小川町3-8 メアリヒト御茶ノ水ビル B1F
●交通:都営新宿線「神保町」から徒歩4分
●営業:[月~土]11:30~15:00・18:00=21:00
●定休:日曜・不定休

人気ブログランキング
応援よろしくお願いします!!
【ZUCKYの麺ログ/トップページ】はこちら
↓ ↓ ↓
【ZUCKYの麺ログ/トップページ】
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・評価別インデックス】はこちら
↓ ↓ ↓
【★★★★★】
【★★★★☆】
【★★★☆☆】
【★★☆☆☆】
【★☆☆☆☆】
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・地域別インデックスはこちら】
↓ ↓ ↓
千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区
品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区
北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区
東京多摩地区/東京首都圏/地方各地
【ZUCKYの麺ログ/ラーメン店・50音別インデックス】はこちら
↓ ↓ ↓
【あ】【か】【さ】【た】【な】【は】【ま】【や】【ら】【わ】